WANT TO と HAVE TO の間にはさまれて

WANT TO と HAVE TO の間にいます

ベトナム勤務5年目

【少々飽きてきた】とあるイベントに参加して、ふと思ったこと

今年はブログを書く頻度が減ってしまいました。5年目ですが、ワーストです。

そろそろ書かなければ、でも書く気になれない、下書き作ったけど、リライトが面倒、

とか、仕事が忙しいから、家庭が、とか

掛けない理由は、はいくらでも出てきそうです。。。

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今年は、当地ベトナムと日本の外交樹立50周年の年、

色々なイベントが行われています。

 

職場のあるエリア (Hà Nam省) で、日越文化交流ウイークという名前のイベントが行われました。

 

先月半ばのお話です。

 

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文化交流ウイークということもあり、

日本製品の展示会が行われることになり、ワタクシの会社も出展しました。

 

その展示会の案内が、わずか2週間前の4月末。

連休もあり、実際の準備期間は、1週間強。

 

たくさんの方々のサポートをもらい、そして入社したばかりの営業スタッフに

頑張ってもらい、なんとか間に合わせることが出来ました。

 

 

最初の案内では、月曜日から金曜日だったのが、

開催4日前になって、

 

「前の週の金曜日から開始し、式典のある日曜日は必ず出展すること」とか、

前日になったら、「明日から民族衣装のアオザイを着ないといけない」だとか、

情報がころころと変わり、相当に振り回されました。

 

 

展示会の画像をアップしたいのですが、ワタクシの身元が判ってしまう可能性が

あるので、ここは割愛。

 


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会場は、Tam Chúc という場所でお寺に、観光船、ホテルがあったりと、

少々不思議な観光地です。

 

dglmedia.vn

 

今回は工業団地に所属している日系企業は必ず各社1人2人出席する必要があり、

私と上司である社長の2名で参加しました。

 

 

文化交流ということなのか、祈祷式が行われたり、

日本から狂言師の方々がやって来ての狂言鑑賞もありました。


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日越文化交流での祈祷式。

日本の大使に加えて、たくさんのお坊さんが。


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お寺。

 


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狂言の様子。

外は暑いし、人々はうるさいし、狂言の様子を撮影しているドローンが非常にうるさい。


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食事会。

会社の給食で食べているようなものがたくさん。

今一つ、盛り上がりません。


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夜のイベント会場。

 


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屋外コンサートのような感じです。

 


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この式典は、テレビ中継され、共産党の方々が、表彰等を行っております。

 


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お馴染みの、ホー・チ・ミンさんが登場です。

 


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クライマックスは、15分程の打ち上げ花火です。

80%以上の人が、スマホで撮影していました。

 

 

 

全体を通して思った事は、よくも悪くもベトナムだなぁと言うことです。

事前の説明が全然なかったり、スケジュールは予定より遅れまくり、変わりまくり

 

ベトナムのスケジュール感には慣れているものの、

こういった国同士の交流のイベントでも、こんな状況とは、

この緩さが良くも悪くもベトナムだと思いました。

 

 

狂言を鑑賞したのは、今回が初めてでした。

狂言師の方々は海外公演をいろいろされているのでセリフにベトナム語が入ってきま

す。発音の難しいベトナム語を、ポイントとなるセリフで用いて、

笑いを取っておりました。

 

加えて、狂言は世界で最古の喜劇だと言うことを初めて知りました

700年も前からあったということ。

 

実際は神へのお告げとして縄文時代からあったとも

言われていて、なかなか驚きました。

 

狂言が終わり、夜には別の式典がありました。

 

テレビ中継され、共産党員の方々の挨拶、日本の大使の挨拶等、そして

ベトナムの有名な歌手によるコンサート、たくさんのダンサーによるパフォーマンス

が、続きます。

 

でも感じたのはやはり建国の父と呼ばれるホー・チ・ミンさんが

出てくると言うことです。

 

「日越文化交流のイベントなんだからあまり関係ないのでは?」

と思ってしまったり。

 

 

ちなみに、

ホー・チ・ミンさんが、過去この町に注目をしていた」と、昔の映像と

字幕が流れてきましたが、

 

実際にそうだったとしても、何もないこの田舎町を無理矢理、

ごり押ししているような感覚になりました。

 

「流れてくる歌も、そのHà Nam省の歌ばかり」

 

何故か、少し辟易してしまいました。

 

 

そしてクライマックスで、ベトナムでは規制で数少ない打ち上げ花火も行われました。

時間はなんと日曜日の21時45分から

もともと出店もあり、お祭りっぽい感じだったのですが

 

花火の時間が近づくにつれて、混雑は激しさを増し

この日だけで30,000人の来場者だったそうです。

 

何もない田舎の山の中にたくさんのバイクや車がやってきました。

花火の時は、車を運転しながら動画撮影をする人がたくさんいて、

あちこち交通渋滞です。

 

そんなこんなで全てが終わり会社近くのホテルに戻ってきたのは23時頃。

とにかく疲れた1日でした。

 

このベトナムにやって来て、3年半。

とても好きになりましたが、何か飽きてしまった感じでした。

 

逆に言えば

この感覚に【少々飽きてきた】ということは、

ベトナムに慣れた故に感じた事なのかもしれません。

 

【自分で見て、感じて】韓国へ行ってきました②

今年は気合を入れてベトナム語の勉強をしているのですが、

日本語や英語を話せるスタッフまでもが、ベトナム語で話しかけてきて、

「えっ?」、「・・・・・」、と会話が続かず、

ハードルが上がっている中、(わからないと、)自ら白旗を挙げられない、

自分自身に対して、忍耐力があるのか、素直になれないのか、悩む今日この頃です。

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sagamisaganaka.hatenablog.jp

 

前回の続きです。

 

日本車が全く走っていないソウル市内、

走っているのは、HONDAのスクーターくらい。

 

日本車を全く見ないことに違和感を感じたものの、すぐに慣れ、

大きなビルが立ち並ぶ大都会、どこでも気軽にカードが使える便利さ、

どちらかというと、地方都市で現金オンリーのお店も多い、ハノイと比べると

本当に別世界。

 

 

宿泊先や結婚式の会場は、江南エリア(物価の高いエリアです)

道路も広く、キレイな道があちこちに整備されていて、

道路がガタガタ、激しい騒音に、交通ルールがカオス状態のベトナムと比べると、

先進国に来たんだと感じます。

 

 

賑やかな市場、

 

整備された川、

 

あちこちに建っているマンション

 

有名な漢江(ハンガン)

 

 

下町みたいなエリアも行きましたが、全体的に広く、整然とした街並みです。

ソウル特別市は、世界でも有数の人口密度の高さと聞いていたものの、

どこが?と思っていたら、至る所に高層マンションが立っています。

築30年以上と思われるマンションから、竣工したばかりと思われるマンション、

周りを見回すと、本当にマンションだらけ。

 

韓国は人口の80%程が、マンションやアパートといった集合住宅に住むのが

一般的だそうで、人口が集中しているソウル市内もマンションだらけとのこと。

 

驚いたのが、現在、絶賛不動産バブル中、1億円のマンションがあちこちに、

そして、眺めの良い漢江沿いは、ステータスでもあり、30年以上の古いマンションでも

1億円、新しければ2億円。

 

恐ろしい世界です。

 

加えて、車もステータスのアイテムとしての面があるようで、

男なら、〇〇歳なら、このクラスの車、〇〇歳ならこのクラスの車に乗るのが普通と、

バブリーな香りが漂います。

 

ベトナムでよく見かける、現代や起亜の1,200cc程度の小型車は

こちらでは軽自動車に分類されますが、ほとんど走っておらず、

大型のセダンが目立ちます。

 

 

失業率も高く、一流の大学を出ても、就職できない、といった側面があるだけに、

不思議な感じです。

 

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もちろん、食べ物も色々。

ハノイにも、コリアンタウンがあり、(日本よりも)リーズナブルな価格で

美味しく食べられますが、やはり本場は違う。

 

どれもこれもが、美味しいです。

 

写真はありませんが、もちろん焼き肉も♫

 

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肝心の結婚式は、

式が約30分、その後の食事が1時間半位で、

あっという間に終わりました。

 

驚いたのが、司会が新郎の友人で、韓国の方ですが、

子供の頃から日本に住んでいたということで、

日本人が司会をやっているのかと思うほどの語学レベル、

韓国語、日本語への同時通訳で、式が進行していきました。

 

 

国際結婚ということで、色々な苦労もあるかと思いますが、

末永くお幸せに。

 

食事は、同じ結婚式場の違う部屋に、ビュッフェ形式で準備されています。

そして、食べ終わったグループから、順番に帰っていきます。

 

食べ終わったら帰っていく感じは、ベトナムの結婚式にもなんとなく似ています。

 

sagamisaganaka.hatenablog.jp

 

一度スタッフの結婚式に行ってきましたが、その時も思いましたが、

今回も日本の結婚式は、拘束時間が長いと改めて感じました。

 

 

 

 

 

結婚式が終わりましたら、

韓国に来て買いたかったものを探しに行きます。

 

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地下鉄に乗っていきましたが、

駅構内や車内がなんとなく日本の感覚に似ていて、

一瞬、「ここは大阪の地下鉄?」と、思ってしまうくらい。

地下鉄に2回ほど乗換、45分ほど掛かったでしょうか。

 

 

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目的地は、こちら。

キャンプ用の椅子で有名な、韓国メーカーDAC社のブランド「Helinox」の直営店です。

 

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初めて欲しいと思ってから、6年が経過。

 

1脚1万円を軽く超える値段、

ベトナムに住んでいて、アウトドアの時間は取れない現実、

 

に、半ばあきらめていました。

 

ですが、今回韓国へ行くチャンスがやってきて、

かつお店も近かったので、思い切って買うことにしました。

 

helinox.com

 

日本で買うよりかは安いとは思うものの、

椅子2脚にテーブル、小物で、4万円近くと、なかなかのお値段でした。。。

免税で、約2,000円分が戻って来たので、日本で買うよりかは安く買えました。

 


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(自宅に戻ってきてから撮影したので、背景が汚ないです。。。

ラベルには、Made in Vietnam と記載があり、出戻りですww)

 

 

最後は話が脱線してしまいましたが、

色々な経験が出来、良い時間となりました。

 

こちらに来る前は、悪化した日韓関係のニュースばかりが頭に入り、

どうしても良い印象が持てず、「反日デモ等が頻繁に行われているのでは?」

と思ってしまい、正直あまり行きたくないという気持ちでした。

 

今回、実際に訪問し、色々な方に会い、

 

改めてニュースで報道される内容というのは、切り取られた一部であり、

決して、全てでは無いこと。

 

冷静に考えたらわかることでも、ネガティブなニュースは、悪く捉えてしまうということ。

 

韓国に来て、【自分で見て、感じて】そんなことを思いました。

 

 

この時、韓国の新大統領、尹大統領が日本を訪問したタイミングで

現地でもニュースになっていました。

 

日韓関係が良くなっていくかどうかはわかりませんが、

 

戦争、覇権主義、ミサイル発射、周りの情勢は悪くなっている今、

この面での連携はしっかり取れたらと思う、今日この頃です。

 

 

 

 

【17年ぶり】韓国へ行ってきました①

もう新学期、早くも10日経ってしまいました。

日本では、新卒が入社するタイミングですね。

先日ワタクシのチームに中途で2000年生まれの女性スタッフがやってきました。

自分自身も社会人になってそれなりの年数が経ったのだと改めて感じます。

 

その彼女とは(おそらく)ベトナム語でしかコミュニケーション取れないので、

どうやっていこうかなと考える今日この頃です。

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ブログを更新しないとなー

でも、腕が動かない

 

を何回か繰り返して、ようやくのブログ投稿です。

 

 

3月は、妻の妹が韓国の方と2年前に結婚され、

コロナウイルスで延期となっていた結婚式が、韓国で行われたので

ソウルへ行ってきました。

 

お相手の方は、大学の頃から日本におり、その後新卒で日本の某有名企業に

10年以上勤務されている方。日本語が堪能で、その流暢さに驚くばかり。

 

妻の妹も、負けずと製薬会社、人材紹介、ベンチャー、どれも有名な会社で

パワフルな方です。

 

そんな、2人に呼ばれて、家族でハノイからソウルへと飛んだのが、3月中旬。

 

ちょうど17年前の2006年、大学を休学して10ヶ月程シドニーへ行った時の乗り継ぎ以来です。

 

オーストラリアでの滞在期間、

よくも悪くも、韓国の方とはたくさん交流し、甘酸っぱい経験も含め、

良い思い出を頂きました。

 

以降は全く交流も無く、誰も知り合いがいない状態になりました。

そしてここ数年関係が悪くなった日韓関係、ニュースを見ていて、

好きでは無くなりました。

 

ここベトナムは、韓国の方がたくさんいますが、交流は全くありません。

むしろ敬遠していました。

 

ただし、日常、タクシーでは現代や起亜製の自動車にお世話になり、

コリアンタウンでは美味しい料理を食べて、韓国系のコンビニで

食材、インスタントフードを楽しんでいるのですから、

傍から見たらダブルスタンダードで、良くないですね。

 

そんな中で、韓国の方が親戚になり、ソウルへ結婚式に行くのは

不思議な感じでした。

 

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朝10時発のベトナム航空にて、

夕方に仁川空港に到着しました。

 

仁川空港に着いてみると、流石はハブ空港、空港の巨大さに驚くばかり。

 

そして気温は10℃程。

暑かったハノイとはうって変わり、

冬に後戻りです。

 

妻両親含め、皆合流して、大型のワゴン車で、ソウル市内中心部へ向かいます。

 

走っているのは、大型のセダン、SUVばかり、こちらで走っている現代や起亜の車はほぼ皆無です。

 

何より驚いたのは、日本車はほとんど走っていない事。

 

反日ムードで一気に減ってしまったのでしょうか?

 

改めて、

ワタクシ自身、韓国の方とのやり取りは【17年ぶり】、そして初めての韓国入り。

 

どんな刺激が待っているのか、次のブログへと続けます。

 

 

 

 

 

 

 

【神様からの忠告】 2月の気の緩みから起きた出来事

2月末、ハノイは25℃位と過ごしやすい日々が続いています。

もちろん、これからどんどん暑くなっていくのですが。

この間、桜らしき木に花が咲いていたのを見て、驚いたところです。

春なんですね。

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昨年の12月でベトナムにやって来て4年目に入りました。

コロナ禍によるロックダウンや鎖国状態でもありましたが、

業務の習得レベルはあれど、3年も経つと、一通りのイベント、

やるべき事は大体わかってきます。

 

そんな慣れっこ状態のワタクシ、

 

 

3年ぶりの一時帰国も終わり、バタバタと過ごし始めた矢先、

 

昨年に続き、再びぎっくり腰になってしまいました。

 

姿勢の悪さを直そうと、パソコンの位置や座る位置を調整し、

少々腰が痛かろうが、慣れるまで我慢してきました。

 

加えて、仕事が忙しく座ってばかりの日々、

 

腰が痛みだし、湿布が必要になってきました。

 

そして、休みの日。

旧正月休みの運動不足解消に激しめのトレーニングを行いました。

 

懸垂逆上がりが、1年前は連続5回出来たのに、1回しか出来ない・・・

ということで、ひたすらあちこちの鉄棒にぶら下がる日々、(大体の公園に、高い鉄棒がある)

 

そんなこんなで、腰には相当なストレスを与えていたようです。

 

痛み止めとコルセットで、しのいできたものの、夜中には痛みで起きてしまう日々。

そんな状態が5日続き、ある時靴下を履こうとして、動けなくなりました。

 

これは、限界。

ということで、会社を在宅勤務にして、病院へ行き痛み止めの点滴に、

薬も処方され、しばらくまともに動けない状態が続きました。

夜中に痛みで起きる位なら、さっさと病院へ行くべきでした。

 

 

腰痛は、仕事の意欲も削いでしまいました。

 

 

徐々に良くはなっていきましたが、仕事の方が

4年目で初めて感じた「慣れ」に、

 

自分自身、気を抜いているわけでもないのに、


「ここまで急ぐ必要がある?頑張る必要がある?どうせ、まだ時間があるから、、、」

 

そんな考えに染まっている日が多くなってきました。

 

そんなある日、会社にパソコンを持って行くのを忘れてしまいました。

 

夜にパソコンをテーブルの上に置いたまま、家を出てしまうというミス。

これまで一度も無かったので、これは何かおかしい?

 

この気の緩みは、何かが起きる兆候なのでは。

不安になりました。

 

幸いにもこの日は、日本は祝日。

自宅近くの会社を訪問する予定も有り、なんの影響もありませんでした。

 

 

なんとなく、気の抜けた感じの日々が続いた後、

先週の土曜日、ぎっくり腰の痛みも取れて、久しぶりのジョギングです。

 

久しぶりに走ることが楽しい、気持ちが良い、

そんな晴れやかな気分で、のんびりとジョギングをしました。

 

これで終われば良かったものの、

よそ見し、別の事を考えた時に、目の前の縁石に気が付かず、

激しく転倒してしまいました。

 

 

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(実際、ここで転倒したわけでありませんが、近い感じの場所です)

 

 

 

しかもそこそこのスピードで走っていたために、

買ったばかりのトレーニングウエアの膝部分が破れる位のダメージでした。

血が止まらないし、痛い痛い。

 

 

ちなみに自転車で滑って転んだことがありましたが

ジョギングで転んだのは今回が初めてです。

ベトナムは道が悪く、衛生面においても悪い部分もあり、破傷風のリスクがあるので

絶対に転ばないように気を付けてきました。

 

今回転んだ場所は路面が悪く、近くにはガラスの破片がたくさん落ちている

ゴミの多いエリアでした。

もしこの場所で転んだら、まさに破傷風のリスクが出てきます。

ここで転んで良かったと考えるべきでしょうか。。。

 

ジョギング中につまづいたことは何度もありましたが、

何とか立て直して走り続けることが出来ていました。

今回は、ぎっくり腰や最近の運動不足での筋力不足もありそうです。

 

怪我した場所は、両膝。

曲げるだけで痛く、まともに歩けません。

変な歩き方をして、再び腰痛が再発しました。

 

困ったものです。

 

 

ワタクシ自身そんな気はないものの、

仕事も生活も慣れっこになってしまい、

どこかに慢心があり、気が緩んでいたのだと思います。

 

 

体の痛みはひどいですが、

 

「仕事で失敗して大きな影響があるようなことを考えたら、これ位で済んで良かった」

 

そして、

 

これは、【神様からの忠告】だったのだと解釈することにします。

 

 

3月に入り、これ以上何も無いことを願うばかりです。

 

【生活に彩り】購入したスーパーカブ 所有して、約4ヶ月

勤務先の会社は、12月が本決算。

決算処理も大変ですが、親会社との連結決算処理の方がもっと大変で

色々、あれやこれやと理由を聞かれ続け

ベトナムの会計はこれが普通ですよ、こういうもんなんですよ」

なんど、言いたくなったものか。

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購入した1982年式スーパーカブ

早くも、4ヶ月近くが経過、300km位は乗ったかと思います。

 

 

丸目のイメージが強いスーパーカブならではの可愛らしさが皆無。

色も今時では無い。1980年代っぽい感じ。

 

こうやって見ると、角ばったスタイルが独特です。

 

一回だけ洗車

 

始めは、角張った見た目や好みで無い色に不満がありましたが、

今では、ベトナム生活に彩りを与えてくれる

相棒として、お気に入りになりました。

 

 

今では慣れたものの、乗り始めは、恐る恐るでした。

 

 

こちらに来て、自転車では一通りの道を走りましたので、

大体の道路の流れというか、感覚は掴んでいるものの、今度はバイク。

 

シフトチェンジ、ウインカー、重たい車体、

何より自転車よりもスピードが出ますし、色々注意が必要です。

 

大きな問題無く運転出来ましたが、

踵で踏む、シフトダウンがなかなか難しく、普段使わない足首の動きに、

乗った後は毎回疲れていました。

 

後は、上下にレバーを動かすウインカー、右は上、左は下と

頭の中で覚えてもスムーズに動かすのは難しいです。

 

(当然ですが) 50ccということで、力がありません。

平坦な道でも、渋滞が多く、横から飛び出す車やバイクも多く

一旦スピードが落ちると、再加速ではシフトダウンしなければ、やはり遅いです。

 

それでも、スーパーカブ50で歴代最高スペックの5.5馬力モデル。

結構エンジンは回る感じで、思った以上に走ってくれます。

 

後、タンデム(妻)の際は、(当然ですが)全く余裕はありません。

 

ハノイ市内だけであれば平坦で、

建物の地下駐輪場から出てくる時くらいしか坂道がありませんので、

そんな時は低いギアでエンジンを唸らせながら登っています。

 

パワー不足もさることながら、

一番困っているのは、6Vの電装です。

調べてみますと、1986年式以降からは、12Vにアップグレードされたようですが、

それまでの年式は、6V。

 

これが、暗いのなんの。

自転車のLEDヘッドライトよりも暗く、

路面の悪い真っ暗な道は怖くて、とても走れません。

 

テールランプも、ぼんやりと光っていて、追突されないか、心配になります。

そして、信号待ちでウインカーを点けるとブザーも鳴るのですが、

ヘッドライトがちらつき、なんか苦しそうな感じです。

 

最初の乗ったバイク、ヤマハDT50も6Vで、エンジン回転数が低いと

ヘッドライトやウインカーが不安定だったことを思い出しました。

 

 

12Vに改造できる部品等もあるようですが、

もうそこまでは諦めて、余り遠乗りはせず、深夜に乗る事も控えて

安全運転に徹しようと思います。

 

 

 

ここベトナムは、バイク大国。

2022年のバイク販売台数は、なんと300万台越え、

日本の2021年は、41.6万台、その数は7倍以上。

 

保有台数は、5,000万台程あることになり、1億程いる人口からは、

二人に一人が所有していることになります。

 

日本で二人に一人で例えるなら、ガンになるではなく、

二人に一人保有する乗り物として、自転車がそれに近いでしょうか。

本当、何処へ行くのもバイクです。

 

今まで自転車に乗って、少し遠いスーパーまで出かけたりしていましたが、

汗はかくし、(日本からわざわざ持ってきたため) 盗難を気にしないといけないし、

そもそも一人でしか出かけられないし、

 

自転車は自転車で、運動にもなり、良いのですが、

ぱっと出かけるには、少し勢いが必要なのです。

 

それに対してバイクなら、汗もかかないし、気軽に遠くまで出かけられるし、

バイクだらけだから、駐輪も気にしなくていいし、

(ワタクシのバイクは)古くてそれなりにやれた見た目だから盗難のリスクも低そうだし、二人乗りも出来るし、

 

改めて、手軽なモビリティです。

 

自転車だけの生活から、便利さだけでなく、【生活に彩り】を与えてくれました。

 

 

慣れてくると、こればかりは不可能ですが、

もう少し排気量の大きいバイクに乗りたくなってきました。

勝手なものですね。。。

 

XR150L

【必要なのは少しの度胸!?】軽トラック型・ラジコンカー WPL D12のカスタマイズ③

先月末、3年ぶりに日本へ一時帰国しました。

3年ぶりってことで、大きな変化を感じたりするのかと思いましたが、

全く何も無く、2日で日本の生活にも慣れ、普通に電車で仕事に行っている自分自身が。

オンラインで、いつでも日本の情報が取得出来、日本にいる誰とでもやり取りが出来るので、浦島太郎になることはなさそうですね。

 

それこそインターネットの無い時代で、3年ぶりだったら、、、

本当に便利なわけです。

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一昨年に購入したWPL D12軽トラック型ラジコンカー、アクセサリーもあり、ベトナム公安仕様にカスタマイズしようといろいろやってきました。

 

 

sagamisaganaka.hatenablog.jp

 

sagamisaganaka.hatenablog.jp

 

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昨年の5月ごろまでは、いろいろやっていたのですが、その後は仕事や家庭、他の事に持っていかれてしまい、こちらの事はすーっかり忘れていました。

 

いつまでも、バラバラの状態で置いているパーツたちを見ていて、さすがにまずいなと思い始め、今年の1月元旦から残りの作業どんどんやってきました。

 

以下が、イメージです。

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フロントまわりを分解
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とある、改造を行います
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見づらいですが、ペンでマークした箇所です
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持っている、リューターでひたすら削りました

 

わかりにくいですが、後輪側の車高を上げると、前輪側が下がった

尻上がりの状態のため、これを改善するため、サスペンションの可動を

狭めている箇所を削りました


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実車も、フレームは白色なので、つや消し白で塗装します
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ムラだらけで汚いですが、実車も汚れているので、これで良いかと
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せっかくなので、メカ部分も、一部塗装します つや消し黒

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それっぽくなったかな?

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再びリューターで、ボディに穴をあけます

穴を空ける道具がないので、目的外ですが、リューターを使いました

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パトライトと、スピーカーですが、片方は開けすぎてしまいました

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どんどん、組立ます

特に問題無く、元に戻すことが出来ました

 

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完成しました

 

 

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ステッカーだけでなく、あちこち塗装し、車高も上げたら、

少しは実車に近づいたのかと思います。

 

ラジコンカーの改造なんて、難しすぎる、

塗装を失敗したら、もし元に戻せなくなったら、

初めは色々躊躇してしまいましたが、途中からは

 

色々失敗して改善して、経験を増やし、スキルを上げていく。

ことしか、無いということにようやく気が付きました。

これは、どんなことにでも言えますね。

 

今回のラジコンカー・カスタマイズで

【必要なのは少しの度胸】だったのでした。

 

他に、色々購入してきたものがあるので、WPL関連の記事は続けます。

【ツッコミどころ満載】ラジオを買いました

妻のインフルエンザが、若干ワタクシにも移ってしまいました。

仕事始めは風邪からスタートです。咳がしんどい。。。

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ベトナム語の勉強のために、ラジオを買いました。

イメージは、スピードラーニングです。

 

昔、オーストラリアに10ヵ月いた時も、

日本からSONY短波ラジオを持ちこみオーストラリアのFMを聴いていました。

まぁもちろん勉強にもなりましたが、当時の英語力ではあまり理解はできなかった

のでした。

 

ただ、いろいろな音楽(特にポップス)が流れていたので、

ヘビーローテーションで、当時英語圏で流行っていた音楽を

知る機会にはなったかと思います。

 

 

それ以来、ラジオが好きになりました。

社会人になって住んだ東京のアパートでは、ニッポン放送J-WAVEをいつも聞いていました。

当時テレビもなく、ラジオとインターネットがあれば生活には全く困りませんでした。

 

その後、結婚し妻に買ってもらったヘッドホン付きのSONY

高機能電子チューニングラジオを長らく使っていました。

 

神奈川県座間市に住んでいて、American Forces Network という

日本に駐留している米軍向けラジオにはまったり、

東日本大震災で、余震で揺れ続けている東京五反田の事務所で、

NHK第一放送から東北で大津波警報が出ていることをすぐに知ったことは

忘れられない思い出です。

 

iPhoneradikoを聴くようになってからは、

土曜夜にやっていたJWAVEの浅田次郎の短編小説を朗読する作品を聴きながら、

当時住んでいた座間、海老名辺りの暗い道をジョギングしていました。

朗読を聴きながら、11kmのアップダウンのきつい道をジョギングしてからの、

お酒を飲みながらゆっくりするのが、10年ほど前の土曜日の楽しみでした。

 

 

関西に転勤してからは、有料サービスで東京のFMを聴いていましたが、

関西で関東のラジオを聴いても、何か距離を感じてしまい、辞めてしまいました。

その後、らじるらじるを楽しんだ時期もありましたが、

こちらに来てからは、それも簡単では無く、一気に遠ざかりました。

 

 

しかし、社用車での通勤時に車内でラジオが流れていたのを聴いて、

ふと昔を思い出し欲しくなりました。

そう思ったのももう半年以上前。

 

いざ買おうとしても、どこで買えばいいのかわからず止まっていました。

あまりお店に売っていなかったのもありそれも原因です。

 

たまにしか使わないベトナムのネット通販Lazadaにて検索してみますと、

すんなり出てきました。

 

 

 

 

おすすめ商品にSONYのラジオが出てきました。

しかも35万vnd (¥1,800弱) と大変格安です。

 

以前もSONYのラジオを使っていたし、これは運命の出会いだ。と興奮します。

 

USB SD MP3 WMA も使えるようで、実際使う事はないでしょうが、

その高機能さにも惹かれました。そして、電池不要のAC電源付き。

 

 

ただ、本当にSONYのラインナップにあるのかが気になり調べてみましたが、

出てきませんでした。なお、SWという型番は今もあるようです。

 

 

 

しかも、商品説明にOEMと書いてあったのが気になりましたが、

この安さとすぐに届くスピーディーさに負けてポチっとしました。

 

1月3日に注文して翌々日の5日に

近くのコンビニエンスストアまで取りに行きました。

(バイクで自宅まで持ってきてはくれますが、とんでもない時間だったりして、結構振り回されるのです)

 

いざ、開封の儀

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SHUAE®と書かれています。

SONYの表記は一切見当たりませんでした。

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SW-999UARを発注し、SW-999UARと書いていますが、

側面にはSW-888UARが入っていることを示しています。「?」

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大きさ

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いざ、聞いてみますと、アナログラジオならではのノイズが流れてきます。

そして微妙にチューニングしながらきれいな音を探していきます。

FM以外は何も聴けませんでした。

 

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インターネットラジオ (radikoNHKのらじるらじる) に

慣れ切った耳には、このノイズが少々耳障りでもありますが、以前はこれが普通でした。

改めて、便利な物に慣れ切ってしまっていることを感じさせてくれました。

 

まぁこれから、リスニングのレベルアップ(そんなレベルに達していませんが…)

や朝の目覚めに活用していきたいと思います。

英語オンリーのチャンネルもあったりで、英語の勉強にも使えそうです。

 

最近は、YouTubeではなく、voicyやオーディブルのように、

聴くが流行っているみたいですね。

 

しばらくは、アナログラジオを楽しみつつ、その辺りも試してみたいところです。

 

 

最後に、商品も中身も違うこのラジオ、

【ツッコミどころ満載】ですが、ベトナムらしいと言いますか、

何か笑える商品で、すっかり気に入りました。

 

 

【もう少し投稿出来る】2023年のブログでは、音声入力を使うことに

晦日、妻がインフルエンザに感染し、予定を全てキャンセルし3日間家に居ましたが、

その間の隙間時間で、自転車やバイクで買い物に行ったり、ジョギングしたり

一人時間が無かったら、確実に発狂していると思うので、

改めて趣味・息抜きの偉大さを知るのでした。

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あけましておめでとうございます。

 

昨年は過去一でブログの投稿数が少なかったので、

今年は更新頻度を高めることが、目標です。

 

すっかり、サボり気味になった自分自身に対する対処法を考えてきました。

 

その中で思いついたのが、音声入力を使うと言うことです。

 

今までは、ほぼ100%パソコンで入力、投稿を行ってきました。

ゾーンに入ってしまえば、どんどん入力が進むのですが、

その状態に至るまでは、色々な誘惑も有り、なかなかうまくいきません。

これには、悩んでいました。

 

ふと、思い付いたのが、

 

思いついた時に音声入力でメモや下書きを作れば、

パソコンで一から悩むより、早いのでは??

 

 

今まで音声入力というのは、

はっきり言って使ってみたくないというか、

何か自分の声を出して入力するという行為が何か嫌でした。

 

文字を入力する=(なんとなく)静かな物

 

という固定観念があったからです。

 

 

ですが、いざ使ってみると

その便利さに感動すら覚えました。

 

なんたって

声を出すだけで、iPhoneがどんどん入力をしてくれるのですから。

 

冷静に考えてみて、

頭の中で思いついた内容を、手を介してパソコンへ入力するよりも、

口に出した内容が、そのまま文章になるほうが早いことに

気が付きました。

 

頭の中にある、アウトプットするべく内容も、

パソコンだとキーボードの位置を考えながら、入力を行っていくので、

若干のロスになるのかと思います。

 

 

もちろん、音声入力も正しい言葉を拾ってくれない可能性がある、といったハードの問題、

そもそも話言葉ですから書き言葉へと変換する必要があるというソフトの問題、

 

等々もありますが、

 

ワタクシ的には、思い付いたらiPhoneに向けてつぶやけば、

ある程度の文章になる便利さの方が、上に挙げた問題をはるかに上回っています。

 

 

あと、音声入力であれば、(十分注意の上) 歩きながらでも、

思いついたことをすっと、書き留めることが出来ます。

 

こんな便利な物に、なぜ今まで気が付かなかったのだろうか?

 

改めて思いました。

 

もちろん、このブログのドラフトは、ほとんど音声入力で作りました。

 

 

ちなみに、調子に乗って英語やベトナム語の音声入力もやってみましたが、

しっかり発音しないと、意図した言葉が出てきません。

ここは、まだまだ勉強ですね。

 

 

このモチベーションの元、【もう少し投稿出来る】と自分自身を信じて

2023年もよろしくお願いします。

 

【突然現れた夢の実現に向けて(4)】来年も継続して・・

今日は大晦日なんですね、

日本にいた頃は、大晦日・元旦を楽しみにしていたものですが、

ベトナムで過ごすのは4回目、旧暦を祝う国にいるせいか、

晦日、元旦に対する意識が薄まってしまうようです。

それよりも、妻がインフルエンザB型、娘たちも風邪、早く治ってほしい今日この頃。

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今年の初め

 

いつか、ベトナムで起業してみたい。

 

 

なんていう、大きな目標を立てました。

 

 

目標に向け、

 

①自分自身に何が出来るのかを考える

②情報収集、マーケティング

③ベトナム語を着実に身に付ける

④Facebookを再び始める

⑤仲間を見つける

 

 

こんなタスクを作ったところでしたが、実際は何も出来ず。

辛うじてベトナム語を勉強したくらい。。。

 

 

途中、ベトナム人材派遣会社の日経会社向け営業とか、

ベトナム空調服会社の日本への販売に向けてのアドバイスとか、

 

副業になりそうな、お話を頂きましたが、

残念ながら、本業が忙しく、せっかく頂いたお話に対しても何も出来ず。

 

 

ということで、ブログに投稿出来るほどのネタもなく、

2022年は、終わってしまいます。

 

 

来年は、3年ぶりの一時帰国もあり、仕事の方も海外出張を予定しているので、

色々、ひらめきを探していこうと思います。

 

 

さて、最後になりましたが、読者の方、アクセスして頂きました方、

今年は有難うございました。来年も宜しくお願いします。

【何はともあれ】 ベトナムに赴任して3年経過したので、これまでを振り返ってみた

12月に入り、寒波がやってきたベトナム北部

先週は30℃だったのに、今は15℃

季節と気温の変化に付いていけません。

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今月1日で、こちらへ赴任して、丸3年が経過しました。

 

10年以上過ごしてきた営業職から、ベトナム新工場の立ち上げ、

3カ年での中国からの生産移管計画を含め、工場での管理や材料調達と

初めての海外赴任に、初めての仕事へ。

 

親会社から、

「重要プロジェクトに、たくさんの仕事」、

「駐在員で自己犠牲の日々、家族帯同は無茶」

 

たくさんのプレッシャーを受け、不安いっぱい、単身でやって来たのが、2019年の12月1日。


家族も、翌3月に引っ越してくるので、短期間の一人暮らしを楽しもう、
そして、せっかく赴任した以上、とにかく充実させよう。
そんな気持ちで、やって来ました。

 

 

sagamisaganaka.hatenablog.jp

 


ベトナム人と仕事するもの初めて、
雇用契約の際に、面接で決まったはずの給与額に対して、増額の交渉をされ、面食らいました。

 

中国工場からもらった様々な書類は、当然ながら中国語ですぐに使えないものばかり。
日本語不可のスタッフも多く、その場合は英語に置き換えることも多数。

 

困ったのは、外部の会社へ委託している財務諸表の作成は、英語のみで
ただでさえわからない会計用語が英語に置き換わり全くわからなかったこと。

Depreciation      償却
Account Receivable   売掛
Prepaid Expense      前払費用

 

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他にも契約書はベトナム語、英語併記のため、英語を読むのですが、

判らない単語だらけ。


Probation Period    試用期間

Appendix   付属書

 

こんな内容を英語で話すので、更に混乱の連続。

 

営業職の頃に輸出や輸入は経験しましたが、特定の単語しか知らない身としては、

まさかここまで英語が必要になるとは思ってもみず、勉強しておけば

なんて嘆く日々。

 


そんな四苦八苦の最中に発生したCOVID-19、
あらゆることが計画通りに進まなくなりました。


出張者は誰も来れない、中国からの生産設備も来ない、生産が出来ない、

様々な課題、誰に頼ればいいのかわからない、不安な気持ち、
やたらと増えたZOOMミーティング。

 


もちろん、家族の渡越は延期。

 

ベトナム政府による、首相指示16号(ロックダウンに近い) で、

万一感染した場合、郊外にある「熱帯病病院」へ送り込まれる

と聞き、

 

とにかく体調万全を意識し、あちこちで品薄のマスクも、日本から持ってきたものを

何回も使うことに。

 

 

色々不安な気持ちを癒してくれたのは、日本から持ち込んだ自転車でした。

路面は悪いものの平坦でバイクが多いせいか、交通の流れがゆったりとしていて、

当時閑散としていたハノイ市内を走るのに、自転車はなかなか便利で、

あちこち出掛けました。

 

 

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仕事の方は、COVID-19により、当初計画の生産量に対して1/5まで下がりましたが、
それでも未経験の仕事だらけ、混乱しつつも、新しい従業員と共に、製品を製造、出荷していきました。
(ちなみに日本向けの電化製品です)

 

自転車に乗ったりしていて、気が紛れたのか、


ふと思いついたのが、、イライラしても怒らないこと。

怒ったところで、何ももたらさない。

怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。

 

のんびりしているベトナム人と仕事しているうちに、

彼らのマイペースさにイライラすることを通り越して、こんな気持ちが芽生えました。

 

 

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想定以上に長くなった一人暮らし、ベトナム語を習い始めたり、

ゴルフへ出かけたり、そこそこ満喫した一方、

厳しい入国規制を行っているベトナム

長い隔離もあり、家族の渡越の目途は全く立ちません。

 


cách ly  (カックリー) 隔離  

ベトナム語を習い始めて、改めて過去に漢字が使われていたことを知ったのです。

 

 

2020年のCOVID-19、ベトナム政府による徹底的な隔離政策と入国制限で、感染者数も

死者数も少なく、

ベトナムは、トップレベルの感染抑制国となりました。

 

 


なんとか初年度を乗り越え、少しずつ自信も付いてきた最中、、驚くべきことが。

一緒に赴任してきた、上司であり、会社の社長が、うつ病で戦線離脱。

急遽、帰国となりました。

 

 

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一人になり、不安で一杯でしたが、

そこは開き直り、発想を変え、「社長代理」になったと思いながら、

気持ちを盛り上げ、2021年が始まりました。

 

 

中国工場からの生産移管も有り、生産数量は、2020年の8倍、品種も3倍まで大きく増

え、やる事も一気に増えました。

 

 

1年遅れてやって来る、ベトナム人駐在者が夏に来るまでは、出張者で繋ぎつつも、

周りに迷惑を掛けぬよう、製造現場に入り、とにかく必死だったのを覚えています。

 

家族の渡越については、長女の学校が夏休みに入ってすぐ、ベトナムへ入国出来るよう

段取りを開始し、ようやく入国許可が取れました。

 

社長もいない中でも、なんとか進みつつある一方で、

ベトナムもCOVID-19の感染者が日増しに増加してきました。

南部の方が激しく感染者が増加し、先にロックダウン状態に、

医療水準も高くないことから、死者もどんどん増え、警察だけでなく軍までも出動し、

厳しい移動制限を掛けました。


そして、忘れもしない、2021年7月25日

北部においても、首相指示16号が再び発動され、

前回2020年4月よりも厳しく、ハノイ市と隣の省をまたぐ移動に制限が掛かり、

 

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定期的なPCR検査も行われました。

鼻の中に綿棒を入れる、不快感、ずいぶんと慣れたものです。

 

この首相指示が発動されてから、2ヶ月近くを職場近くのホテルで過ごしました。

ハノイ市であれば、検問所があり、買い物に出かけるもの、書類が必要なのに対して、

隣の省はなんの制限も無く、比較的快適に過ごせたのでした。

周辺のレストランの食事が美味しくなかったことを除いては。。。

 

 


そしてこの間、厳戒態勢のベトナムに家族がやって来ました。

この時は最も厳しい、4週間の隔離が必要な時期で、

費用と差し入れのし易さ等を考えて、会社近くのホテルを予約しておりました。

 

立入制限となったハノイ市にある隔離ホテルを選んでいたら。。。

と思うと、ゾッとします。

 

 

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ちなみに、前に会った時は、長女は7歳、次女は1歳、

久しぶりにあった娘たちは、9歳、3歳と大きくなっており、成長に驚いたものです。

ロックダウン状態のハノイ市、学校はオンラインです。

レベルの高い日本人学校の授業に付いていけず、加えて母の言うことを聞かない娘たち、

これはこれで、仕事とは異なる新しい問題です。

 

 

秋口の繁忙期、昨年から大きく増えた生産台数に身体が付いていけず、

頭痛やだるさで、病院を受診、睡眠導入剤を処方されました。

とまぁ、身体はボロボロになりながらも、なんとか乗り切ったのが

ちょうど1年前。

 

 

ここからは、仕事が閑散期に入り、少しばかりの休息に入ります。

年が明け2022年、最後に帰国してから2年が経過。

 

家族が来てからは、当然日本人コミュニティに属すことになり、

どこどこの家が3月には駐在が終了し本帰国という話を聞くと、羨ましくなったものです。

 

 

ロックダウンは緩和され、COVID-19は風土病(つまりは風邪と同様)である。

という見解がベトナム政府より出され、あちこちで感染、従業員が休むことが増えました。

幸い感染しなかったものの、従業員が休まれることで、仕事の負担が増え、困ったもの

でした。

 

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感染を恐れ出掛けられず、何か心が疲れたのを覚えております。

それでも家族で高級ホテルに泊まったり、泊り掛けでローカル観光地へ旅行に行ったりと、
これまでとは違う過ごし方が出来るようになったのは良いことでした。

 

 

2022年の仕事は、中国工場からの生産移管で、職場であるベトナム工場への一本化がなされ、
生産数量は、昨年の2倍以上、品種は90種類と恐ろしく増えました。

製品の大きさ等もあり、正確な対比にはなりませんが、

出荷したコンテナ本数で表しますと、

 

2020年  15
2021年  75
2022年 265

 

これだけの規模拡大です。

 

 

そうなりますと、昨年よりも更に忙しくなり、

 

材料発注に誤りが無いか、

会社の資金繰りは、ワーカーが離職しないためにはどうしたら良いのか、

客先からの納期に合わせての出荷スケジュールは、、、

なかなかハードな日々が続きます。そんなせいか、ブログからも遠ざかりました。

 

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繁忙期は、8~12月初旬まで、8月はぎっくり腰やCovid-19感染となったものの、

色々な仕事の問題もありながら、

その後は持ち直し、休みも2週間に1回の日曜日と、ワーカーホリック状態になりながら、繁忙期を乗り越えました。

 

 

仕事はきつかったのですが、

 

来年は一時帰国して楽しもうとか、

バイクを購入すると決めてから、選定から購入までの楽しい時間、

人生で一切興味の無かったゲームにはまり(マインクラフト)、夜な夜なゲームを楽しんだり、

 

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意外とプライベートを満喫していたこと、

 

 

そして何より、英語だけでなく、チャットや片言ながらもベトナム語も使って仕事をし、
様々な従業員とコミュニケーションが取れてきた事、

エクセルやパソコン作業の効率化で、仕事のスキルアップが出来た事、

成長を感じ取ることが出来、ポジティブな気持ちになれたせいか、

 

昨年のような、睡眠導入剤に頼ることは無く、繁忙期を乗り切ることが出来ました。

 

 

 

 

そして今、忙しい時期も終わり、

久しぶりの土日休みもありました。

 

忙しさからは解放されたものの、

 

何か失敗や誤りが隠れていないか、

来年は予定通り進むのか、

従業員の離職は無いか、

 

 

等々、今は今で色々考えることが出てきます。

 

仕事のことで一杯になってしまうのは、

ベトナムだろうが、日本であろうが仕事をしている限り、

解放されることは無いのでしょうね。

 

 

【何はともあれ】ベトナムへ駐在し3年が経過、健康でここまで来れたことに感謝しつつ、

更新が滞りがちなブログに注力しようと考える、今日この頃なのでした。