WANT TO と HAVE TO の間にはさまれて

WANT TO と HAVE TO の間にいます

ベトナム勤務5年目

【一抹の不安】年末年始でタイへ行ってきました

 

2024年も、3週間以上が経過しました。

元旦からの大地震や、飛行機事故、政治家の逮捕、

日本では色々ありました、世界では戦争にテロ、

諸行無常といいますか、今まで普通だった生活が一瞬にして変わってしまうことに対し、

何事もなく仕事して生活していることに、

改めて感謝をしよう。仕事の愚痴をブログで書けることは、幸せなんだな。

と思った瞬間でした。

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ベトナムは旧暦がある国故に、

年末年始は短く12月30日~1月1日の3日間しかありません。

 

1年前は、休み中に妻がインフルエンザに掛かり、何も出来なかったので、

今年は充実させようと、

有給を取って29日からタイ北部のチェンマイへと家族旅行にやって来ました。

 

ハノイからホーチミンシティよりも距離が近く、

ハノイからは飛行機で、わずか1時間40分。時差もありません。

 

 

LCCのAIRASIAにて気軽に来れる距離です。

 

初めての、微笑みの国タイランド

印象として、ゾウさんが有名で、工業が発展していて、自動車産業が盛ん、

日本と同じ左側通行ということ位でしょうか。

後は、ピックアップトラックがやたら多い。

 

 

ベトナムも同じく、東南アジア。違いはどんな感じでしょう。。

 

 

 

いざ来てみると、結構違いました。

先ず、クラクションの音がほとんど聞こえないこと。

ベトナムといえば、自車の接近だけでなく、追い越す時でも、なんでもかんでも

ラクションを鳴らすので、静かなこと。

バイクも走っていますが、ベトナム程は多くなく、とても静か。

 

何よりも、空が澄んでいて、ハノイよりも空気がキレイ。

 

 

Wat Phra Singh にやって来ました。

ベトナムのお寺よりもさらに煌びやかです。

 

 

 

 

 

エサやりも体験。

飼いならされた象さんたちが、エサ(バナナやサトウキビ)を今か今かと

待っています。ながーい鼻が、動き回り、エサをどんどん口に運んでいきます。

最後は、鼻をくるっと回して、写真撮影のポーズを取ってくれます。

 

残念ながら娘たちは怖がって、ほぼ近寄りませんでした。

 

とても可愛い象さんではありますが、車よりも巨大な動物が

こんなに飼いならされるまでに、どれだけ厳しくしつけられているのだろう、

そんなことをふと考えてしまいました。

 

 

 

Central Festival というショッピングモールへもやって来ました。

 

 

日本のチェーンも入っており、味のクオリティも高い感じ。

 

 

 

 

ハノイはおろか、ホーチミンシティでも、日本のチェーンはまだ少ないので、

それだけでもうらやましい。

 

ダイソーハノイにもあるけど、品揃えが全然違う。。

 

なんと、アウトドアコーナーが。

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自分へのお土産は、まさかのこれ。

ここはタイなのに。

不思議なものです。

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なんと、アウトドアグッズを買ったら、こちらが無料でもらえました。

ベトナムの、ティッシュペーパーやピザを買ったら、もう1個、もう1枚

プレゼントみたいな企画です。

 

 

 

何より、品揃えが日本並み、もしかしたら、それ以上。

改めて、勢いのある国であることを感じさせます。

 

 

一方、ベトナム程は子供はおらず、気になって調べてみますと。。

 

タイの平均年齢は40代に入った一方、ベトナムはまだ30代前半。

この差が、子供の多さにも影響していることがわかりました。

日本は48歳ですから、タイと比較しても、別の国です。

 

 

 

 

以外と、古い車も見かけます。

右ハンドルのため、日本と同じ仕様が走っているのかもしれません。

 

 

???

中国ブランドの電気自動車は、意外と見かけました。

タクシーでも乗りましたが、インテリアデザインが特徴的です。

 

 

 

あまり写真は撮りませんでしたが、ピックアップトラックが本当に多い。

乗り合いバスだけでなく、Grab(配車アプリ) でも、選ぶことが出来ました。

30年以上前のものから、最新のものまで。

全長が5m以上の車が、狭い道をスムーズに走り回っています。

 

 

sagamisaganaka.hatenablog.jp

 

ベトナムでも、そこそこ走っていますが、タイは別物でした。

見た目も格好良いのですが、個人的には中途半端な感じがするのです。

 



TAXIトゥクトゥクもたくさん走っています。

日本はおろか、ベトナムでも見かけなくなった、

2サイクルエンジンのビーン、ボロンポロンボロン、という排気音が印象的です。

 

バイクは、ベトナムよりもだいぶ少ないですが、

ホンダやヤマハの100~125cc位のスクーターやスーパーカブのような

バイクを見かけました。

 

 

 

 

 

 

 

 



 

脂っこかったり辛すぎたりすることもなく、食べやすい食事ばかり。

ビールはベトナムと似たような、あっさりしたものです。

 

 

子供の都合もあり、2日連続で夕食は大戸屋になりました。

 

 

それはそれで、悪くないけど、旅行した気分にならない、

ホテルの狭い部屋で、2晩は晩酌です。

 

(アサヒスーパードライは、タイ生産でした)

 

500ccのビールと、おつまみで、約1,000円以下で楽しめます。

 

 

 

 

泊まったホテル。

https://www.agoda.com/papa-s-garden/hotel/chiang-mai-th.html?cid=1844104&ds=ZUEal7Z4NVkYqrYY

 



水漏れや、隙間風等、気になるところもありましたが、

アウトドアのような気分で、楽しく過ごせました。

 

ただ、市街地からは30分近く掛かり、山の中でアクセスは少々不便でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はありませんが、

至る所に中国語の看板があり、かなりの中国人観光客が多いことがわかります。

(コロナによる規制で、だいぶ減ってはいるようです)

 

年末年始のせいなのか、日本人は全然見ませんでした。

 

今回訪れたタイも、住んでいるベトナムもそうですが、

本当に活気があり、豊かになっていく様子がよくわかります。

 

日本の高度経済成長期は、50年前。

成熟に成熟を重ね、むしろ停滞しております。

 

幼少期の頃に、バブルが崩壊し、そのバブルの享受を受けていなくても、

平和で豊かな日本で育ち、苦労なく暮らしてきました。

 

今は新興国が台頭し、

既得権益層がガラガラポンで入れ替わるタイミングが近づいている

ように思います。日本人も、既得権益層なのでしょう、

 

ふと思いました。

世界中の人がスマートフォンを持って、情報収集が簡単になり、

今までと違う層が誕生し、そして人口も増え続けたら

エネルギー、水、食べ物の奪い合いになるのか。。。

 

 

楽しい旅行のはずが、なぜか【一抹の不安】を感じてしまいました。

 

そんな気分を、癒してくれたのは、美味しそうにエサを食べるぞうさん達でした。

 

 

既得権益なんて考えず、今の自分に出来ることを全力で取り組もうと

初日の出を見ながら、思ったのでした。