勤務先の会社は、12月が本決算。
決算処理も大変ですが、親会社との連結決算処理の方がもっと大変で
色々、あれやこれやと理由を聞かれ続け
「ベトナムの会計はこれが普通ですよ、こういうもんなんですよ」
なんど、言いたくなったものか。
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購入した1982年式スーパーカブ。
早くも、4ヶ月近くが経過、300km位は乗ったかと思います。
丸目のイメージが強いスーパーカブならではの可愛らしさが皆無。
色も今時では無い。1980年代っぽい感じ。
こうやって見ると、角ばったスタイルが独特です。
一回だけ洗車
始めは、角張った見た目や好みで無い色に不満がありましたが、
今では、ベトナム生活に彩りを与えてくれる
相棒として、お気に入りになりました。
今では慣れたものの、乗り始めは、恐る恐るでした。
こちらに来て、自転車では一通りの道を走りましたので、
大体の道路の流れというか、感覚は掴んでいるものの、今度はバイク。
シフトチェンジ、ウインカー、重たい車体、
何より自転車よりもスピードが出ますし、色々注意が必要です。
大きな問題無く運転出来ましたが、
踵で踏む、シフトダウンがなかなか難しく、普段使わない足首の動きに、
乗った後は毎回疲れていました。
後は、上下にレバーを動かすウインカー、右は上、左は下と
頭の中で覚えてもスムーズに動かすのは難しいです。
(当然ですが) 50ccということで、力がありません。
平坦な道でも、渋滞が多く、横から飛び出す車やバイクも多く
一旦スピードが落ちると、再加速ではシフトダウンしなければ、やはり遅いです。
それでも、スーパーカブ50で歴代最高スペックの5.5馬力モデル。
結構エンジンは回る感じで、思った以上に走ってくれます。
後、タンデム(妻)の際は、(当然ですが)全く余裕はありません。
ハノイ市内だけであれば平坦で、
建物の地下駐輪場から出てくる時くらいしか坂道がありませんので、
そんな時は低いギアでエンジンを唸らせながら登っています。
パワー不足もさることながら、
一番困っているのは、6Vの電装です。
調べてみますと、1986年式以降からは、12Vにアップグレードされたようですが、
それまでの年式は、6V。
これが、暗いのなんの。
自転車のLEDヘッドライトよりも暗く、
路面の悪い真っ暗な道は怖くて、とても走れません。
テールランプも、ぼんやりと光っていて、追突されないか、心配になります。
そして、信号待ちでウインカーを点けるとブザーも鳴るのですが、
ヘッドライトがちらつき、なんか苦しそうな感じです。
最初の乗ったバイク、ヤマハDT50も6Vで、エンジン回転数が低いと
ヘッドライトやウインカーが不安定だったことを思い出しました。
12Vに改造できる部品等もあるようですが、
もうそこまでは諦めて、余り遠乗りはせず、深夜に乗る事も控えて
安全運転に徹しようと思います。
ここベトナムは、バイク大国。
2022年のバイク販売台数は、なんと300万台越え、
日本の2021年は、41.6万台、その数は7倍以上。
保有台数は、5,000万台程あることになり、1億程いる人口からは、
二人に一人が所有していることになります。
日本で二人に一人で例えるなら、ガンになるではなく、
二人に一人保有する乗り物として、自転車がそれに近いでしょうか。
本当、何処へ行くのもバイクです。
今まで自転車に乗って、少し遠いスーパーまで出かけたりしていましたが、
汗はかくし、(日本からわざわざ持ってきたため) 盗難を気にしないといけないし、
そもそも一人でしか出かけられないし、
自転車は自転車で、運動にもなり、良いのですが、
ぱっと出かけるには、少し勢いが必要なのです。
それに対してバイクなら、汗もかかないし、気軽に遠くまで出かけられるし、
バイクだらけだから、駐輪も気にしなくていいし、
(ワタクシのバイクは)古くてそれなりにやれた見た目だから盗難のリスクも低そうだし、二人乗りも出来るし、
改めて、手軽なモビリティです。
自転車だけの生活から、便利さだけでなく、【生活に彩り】を与えてくれました。
慣れてくると、こればかりは不可能ですが、
もう少し排気量の大きいバイクに乗りたくなってきました。
勝手なものですね。。。
XR150L