WANT TO と HAVE TO の間にはさまれて

WANT TO と HAVE TO の間にいます

ベトナム勤務5年目

【当たり前と思ってはいけない】日曜の午後のお散歩

ついこの前まで、寒い寒いだったのに、

蒸し暑く、半袖で過ごせるようになりました。

すっかり春ですね。ベトナムにやってきて3回目の春、これからが楽しみです。

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感染者が全然減らない日々、

 

先週木曜、金曜は、それぞれ全土で200,000万人以上で、ハノイ市は30,000人以上。

職場のある省は、2,000人以上の新規感染者が発生しました。

 

職場でも同じチームのスタッフが休んだり、

製造現場のワーカーが休んだり、

商談に来られた方が、翌日には感染していたり

 

とにかく、日々「誰々が感染した」という情報だらけです。

 

 

そんな中、10日前のニュースで

 

e.vnexpress.net

 

(一部抜粋 翻訳)

ベトナム、Covid-19を風土病とみなす。首相

ベトナムはCovid-19の流行を「正常化」し、風土病とみなす方向に進むと、Pham Minh Chinh首相は木曜日に述べました。
チンは閣議で、保健省に対し、コロナウイルスに対する抗体による防御の度合いを全国レベルで分析・評価するよう要請しました。

保健省は、Covid-19の重症患者と死亡者数は減少しており、最近の調査では96%のベトナム人が政府のコロナウイルス予防対策に満足していると指摘しました。

しかし、同省はWHOや他の国々からの警告も引用し、特にオミクロンや他の類似の変種が存在するため、2023年までにパンデミックを完全に抑制することはできないだろうとしています。

 

もう、普通の風邪と同じ扱いにしようとしています。

 

感染した人でも無症状もそれなりに多く、

現状のガイドラインに定められた、自宅隔離を行うと、

工場の操業が出来ない、お店の営業が出来ない、経済が回らない、

つまり税収減につながる。

 

そんなところでしょうか。

 

 

年が明けてから今に至るまで、近所には出掛けたりはしたものの、

頭の中には絶えず、感染防止の自粛がありました。

 

こんな状況がずっと続くと、流石に心が疲れ

 

 

ワクチン3回接種しても、感染する時は感染する。

これだけ増えていたら、感染しない方がおかしいくらい。

 

 

それ位の考えになってきました。

 

 

そんな日曜日、市街地の方へ家族でお散歩に出ました。

 

 

 

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これまで、お店に行くのも控え、持ち帰りか、デリバリーばかりだったので、

お店で食べる甘味に幸せを感じます。

 

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更に歩いて、大きな公園へ。

 

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たくさんの人が散歩し、プレイグラウンドにはたくさんの子連れが。

 

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怪しいイラストのバルーン型の滑り台、

1回遊ぶのに、20,000ドン(≒100円) と、意外と高いことに驚き。

 

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夕方には、家の近くの商店街は賑やかに。

 

 

公園を散歩し、町の中を歩くだけでも、活気を感じ取ることが出来、

自粛疲れを癒してくれて、とても良い時間になりました。

 

 

歩きながら考えました、

 

 

のんびり散歩しているこの時間にも、戦争状態にあり、避難生活を余儀なくされ、恐怖と戦っている人たちがたくさんいること、

その他の地域でも、紛争や政情不安となる可能性

原油価格の上昇、

同じようにCovid-19発生以降続く、原材料価格の高騰、

 

 

何も無い平和な場所にいる今、

世界は不安なことだらけだからこそ、

楽しい散歩も、決して

【当たり前と思ってはいけない】

 

いつ何が起きるかわからない。

 

だからこそ、楽しいひと時を感謝して、大切にしようと思うのです。