社長不在で駐在員1人になった環境となって、1ヶ月近く経過。
とにかくベトナム人スタッフ達との信頼関係をもっと高めるべく、
とにかく彼らの話を聞くように過ごしています。
また、温かいコメントも頂き、前向きになれます。有難うございました。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ご存じの方も多い、バイク文化のベトナム。
ワタクシ事ですが、学生時代~社会人初めまではバイクに乗っていたこともあり、
ベトナムで乗れたらと思っていました。
が、しかし
会社の規定でバイクは勿論のこと、車の運転も禁止されております。
会社からはバイクタクシーも、好ましく思われておりません。
そのため、自転車に乗っているのですが、
やはりバイクに乗ってみたい。
代わりと言っては何ですが、
日常の移動は、ほぼほぼバイクタクシーを使っています。
雨の日も風の強い日も乗りました。
(どちらも経験しまたが、あまりの怖さに以降はタクシーにしました)
思えば、
1年前に来た直後は、乗りたいけど
もし転んでけがをして、仕事ができなくなったりしたらどうしよう。
とか
事故に巻き込まれたらどうしよう。
と、
最初は利用を躊躇しました。
しかしながら、多くのバイクが時速30m程度で走っているため
もしかしたら大丈夫かな。
ということで3km位離れたスーパーの帰り道で
試しに乗ってみました。
アプリで予約・乗車するのが一般的なようですが、
来たばかりの当時は知りません。
歩道にいるバイクタクシーを見つけて、google mapを見せながら料金交渉、
ぼったくられましたが、初のバイクタクシー。
転んだらどうしようと、びくびくしながらリアキャリア(手すり)を
強く握っていました。
激しい振動や、信号無視する運転手に驚きながらも初乗車を終えました。
感想は、
怖かったですが、とても風が心地良かったです。
学生時代にバイクに乗っていたことが蘇りました。
それ以来、どこへ行くのもバイクタクシーに。
約1年、50回以上は乗ったと思うので、少々マニアックですが、
個人的な車種別の乗り心地ランキングです。
なお、ベトナムで走っているバイクは、125cc前後の排気量で
半分がスクーターです。
ベトナムホンダが80%のシェアを占めていますので、
その数は圧倒的です。
そして、バイクタクシーの大半はマニュアル車です。
※画像は一部を除き、拾い物です。
7位 ホンダリード
スクーターは、ギアチェンジが無い分
静かで、滑らかに走る印象でしたが、
シートの形状が広がっているのが、ワタクシは少々苦手でした。
脚のふんばり・ニーグリップ(ひざで挟む)が効きにくく、
段差などで落ち着きません。
そして、小さいホイールは舗装路の凸凹影響を結構受けます。
6位 ヤマハエキサイター
格好いいこのバイク、2度ほど乗車する機会がありました。
2度ともスピードを出す運転手だったこともありましたが、ヒューンと加速します。
シグナルグランプリは全部優勝していました。
しかし、小さなシートは、結構疲れます。
5位 ホンダウイナー
こちらも格好いいバイク、1度乗車しましたが、
ヤマハエキサイター程ではないにせよ、小さいシートは疲れます。
4位 ホンダエアブレイド
スクーターですが、シートの形状が
細目で、そしてギアチェンジの振動も無いので、結構快適でした。
Xe ôm の定番バイク。80%は、このウエーブだと思います。
たまに、似たような形のホンダブレイドやヤマハシリウスも登場します。
大きいタイヤで、凸凹も吸収してくれるし、細目のシートで
脚のふんばりが効きます。そして、シートの高さも低いので、
乗車もしやすいです。難点は、マニュアル車ゆえに、運転手の差が出やすいことでしょうか。
2位 ホンダスーパードリーム
たまに出てくる、日本で販売されているスーパーカブに近しいデザインの
このバイク。ウエーブよりも好印象なのは、分厚いシート。
柔らかめのシートは快適です。
1位 ホンダSH
上のスーパードリームが1位で、このブログを締めくくる予定でしたが
まさかのダークホースです。
先日偶然乗ったのがこの、SH。
大きなホイールかつ、車体の大きいスクーターです。
ベトナムで販売されている、小型バイクの中では一番高額な車種です。
個人的には、スクーターは総じてシートの幅が広く、丸みを帯びたボディは
脚のふんばりが効かない、ニーグリップがしづらい印象を持っていました。
しかし、このSHはホンダリードで感じたようなことがありませんでした。
そして、静かでグングン進むパワフルなエンジン。
後ろに乗ってても速いな、と感じます。
そして、高い目線。
前側よりもシートが高いため、
前が良く見えて、
(運転手の身長にも左右されますが)
なかなか気持ちが良いです。
当然ですが、その分乗車しづらさはありますね。
まぁ、そうバイクタクシーでお目にかかれる車種ではなさそうなので、
いい経験でした。
ということで、
7車種の感想を述べさせてもらいました。
もちろん、乗る方の身長や体重、バイクに慣れているかどうか等、
条件によって感じることは異なりますので、一個人の意見です。
ワタクシの場合ですが、実際に乗車する距離は長くて7km程、
これ以上だと結構疲れました。
バイクの乗り心地とは関係ないですが、
マスク(排気ガス対策) だけでなく、メガネ、長袖はあった方が良いです。
その他としては、
あまりメンテナンスされていないバイクは、車種問わず
乗り心地最悪、
(自分のバイクをタクシーとして使うので)
当然ながら、運転手によって大きな差が出る、
頻繁に無理なすり抜け、信号無視、歩道走行、逆走、急加速、を行う運転手にもいる、
一度怖くなって降りたこともあります。
大柄な運転手ですと、後ろのシートは狭くなる、
英語が判る運転手は少ない、
長々と書きましたが、
個人でバイク所有、運転は出来ない環境にいますが、
バイクタクシーで風の心地よい感覚を味わうことが出来、
個人的には、まぁ満足です。