WANT TO と HAVE TO の間にはさまれて

WANT TO と HAVE TO の間にいます

ベトナム勤務6年目

【逆に疲れる】なんとなく仕事が回っていることについて

今年はVPNで日本のラジオを聴くことが出来ることを知り、

甲子園を聴きながら、夏を感じている今日この頃。

ベトナム高校野球を普通に聴けるなんて。

 

ベトナムのメトロ第2号線が開通し、家の近所に駅が出来ました。

開業からしばらくは無料ということで、初めて鉄道に乗る人たちがたくさんで、賑やか。

 

駅前には駐輪場が無いので通勤通学の足にはなれず、

開通して2年以上経過した3号線と同じように、ガラガラとなるのか

気になるところです。

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ベトナムでの仕事は、5年目。

パンデミックに、不景気での生産台数の変動と、

決して順調な状況とは言えません。

 

そして、会社の舵取り役となり、早10か月。

会社も5年目に入り、現場も成長し、1年前、2年前、3年前と比較し、

大きく変わってきています。

 

 

今まで心配していた部分が減ってきて、

ほんの少しですが、任せられるようになり、100%の信頼は置けませんが、

そのレベルも70%程度まで上がってきました。

 

 

一方、ワタクシはワタクシで、他にやるべき事が増え、

「広く浅く見ながら、任せていかないといけない」 

ことも、必要になってきました。

 

 

やるべき事は増えている中ですが、

この環境に自分自身も慣れてきたことで、

現場やスタッフへの信頼レベルも上がっているのかもしれません。

 

 

5年目ということで、日常何をしなければいけないか、

この時期は何をするべきか、分かってきたし、ある程度先も見えています。

 

 

もちろん、色々経験が無ければ、ここまで至ることは出来ませんし、

「経験に勝るものはない」とは、よく言ったものです。

 

 

 

でも、現場も、ワタクシ自身の仕事も

 

上手くいっているように見えても、感じても、

 

「これは、全て管理された状態で、回っているのか?それとも、なんとなく回っている

のか?」 

 

 

ふと、そんな事を思うようになりました。

 

 

今の状況は、間違えなく後者。

 

 

なんとなく、で進んでいることが大半。

 

 

ただ、

 

+言葉も違う、習慣も違う人たちに対して、何もかもを管理して、

現場を回すのは不可能。

 

+なんとなくでも、工場は動いている。

 

+そもそも、なんとなく。ってどんな感覚なのだろうか?

 

 

色々考えてしまいます。

 

 

 

もちろん、問題が発生してほしくはないので、

 

 

+皆一生懸命動いてもらっているし、自分自身も頑張っているが、

この中にも、必ず問題があると、性悪説で考える。 

 

とか、

 

+「何か嫌かも、とか、嫌な予感がする」となれば、何かが起こっていると考える。

五感に頼る。

 

 

といった感覚を持つようにはしています。

 

しかし、

 

 

思わぬ落とし穴が無いのかを探し続けるのは、大切な一方、

ネガティブに考えすぎて、【逆に疲れる】ことも多くなってきました。

 

 

 

とにかく、問題が起きてほしくない、

 

少し前であれば、

「問題が起きても、自分自身の成長のチャンス、どんと構えよう」

なんて思うようにしていましたが、

すっかり守りに入ってしまっているようです。

 

 

何だかんだ言っても、ベトナム駐在生活も折り返し地点を過ぎている(筈な) ので、

日々起きる一瞬一瞬の 良いことも、悪いことも、大切にして

過ごしたいと思うのでした。