現地駐在員としての悩みでもあり、避けては通れないのが、日本からの出張者やお客様の対応。
COVID-19による入国規制が無くなってくると、その対応を、考えなければなりません。
赴任後2ヶ月、COVIDで寸断され、誰一人来ることなく、2年半以上が過ぎました。
当然というか、これまで、気の利いたお店やゴルフ場等、ほとんど知らずにここまで来て、
今頃になって焦り始めました。。。さてどうしましょう。。。と
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以前投稿しました、ベトナムで起業したくなったお話。
2回目の投稿から3ヶ月近く経った今、
本業に追われ、立てた5つの目標に対し、
①自分自身に何が出来るのかを考える
②情報収集、マーケティング
③ベトナム語を着実に身に付ける
④Facebookを再び始める
⑤仲間を見つける
ベトナム語の勉強以外はこれといったアクションは何も取れず、
このままフェードアウトしてしまいそうな状況にありました。
なんとかしないと、せっかくなのに。
でも、どうしたら良いかわからない。
若干の自己嫌悪に陥ってしまいました。
しかし、そんな中で状況を変える出来事が。
4月某日、とあるベトナム・ローカル材料メーカーと商談した際のこと、
時々来られるユニークな女社長、たまにベトナム語で話し掛けられます。
以前は日本語を話せるスタッフに通訳してもらっていることがありましたが、
今回は、覚えたベトナム語で応対すると、喜んでもらい、
話が広がり食事の場へと誘ってもらいました。
そこで、会ったのがベトナム語を流暢に話す、日本人の営業の方。
こちらには12年ほど住まれているそう。
ワタクシ、ベトナムに来て2年半以上経ちますが、
初めて、ベトナム語をよく話す日本人に会いました。
その方も、ベトナム人の繋がりはたくさんあるけど、
日本人の知り合いは、これまであまりおらず、ベトナム語を勉強している私が珍しかったようで、色々話しかけて下さりました。
その方曰く、
ベトナムは、ある程度英語が通じることが多く、
また、技能実習、留学等で、日本語を勉強している人も多くいるため、
日本人でベトナム語を話せる人は10%程度しかいないそう。
台湾や韓国の人で話せる人は、時々見てきたので、
考え方の違いを感じてきました。
確かに、英語可、日本語を話せる人も多いことから、
ベトナム語が使えなくてもなんとかなる印象です。
そして何より、発音が非常に難しい、独特のアルファベットも覚えられない。
ベトナム語を話せる日本人が少ない、勉強を断念してしまうケースが多いのも納得できます。
で、その方は12年以上の在住され、この材料メーカーだけでなく、
ワインや旅行会社等、自分の会社をいくつか経営、それ以外にも他所の会社の
手伝いをしたりして、2足、3足それ以上の草鞋を履かれております。
日本人相手にピアノを教えたりと、色々やられているそう。
ワタクシ自身、
駐在員か、現地採用、または起業している日本人しか会ったことが無く、
なかなかキャラの濃い人に会いました。
色々なことを話して下さり、顔も結構広い感じでしたので、
(少々厚かましくも)、何か紹介してもらえないかなと
「(妻が)日本語学校で働くために、色々探している」と言うと、
さっそく知り合いに問い合わせて下さいました。
残念ながら、COVID-19の影響が残る現状、
技能実習生の日本への渡越、ビザ取得が難しいことも有り
現在はあまり募集が無いそうです。
ですが、別のベトナム人が経営している人材派遣会社の
事務業務及び営業サポートの仕事を紹介してもらいました。
実際にそのベトナム人の方にも会ってみて、
仕事内容を聞いてみました。
仕事内容は、妻の時間帯と合わない面もあり、
ワタクシが空いた時間でお手伝いする方向で話がまとまりました。
この人材派遣業務は始まったばかりですので、本格的な稼働は
今夏とのことですが、まさかの副業のチャンスです。
ベトナムで何か起業したいと思ってきて、
これまで具体的なアクションも取れず、途方に暮れていましたが、
細々と勉強してきた、ベトナム語が思いもよらぬところから、
チャンスへと繋げてくれました。
更なるチャンスを求めて、まだまだベトナム語を勉強しようと
モチベーションも上がったのでした。