2022/2/22 と2がたくさん並んだ日のあった、2022年2月も間もなく終わり。
寒波が続いたベトナム北部、
寒さに心が折れ続けていましたが、ようやく20℃以上の日が戻ってきました。
空気が悪いのは相変わらずですが・・・
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先週金曜日、3回目のワクチン接種を受けてきました。
在住者のワクチン接種は、2通りあり、
ハノイ市内勤務や在住であれば、日本大使館から紹介のある、日系クリニックで接種するか、勤務先や居住がハノイ市外であれば、当該の省で接種することが一般的です。
ワタクシは、勤務時間に接種出来る利便性から、会社近くの病院で実施しました。
1回目の接種は、昨年9月。その時はアストラゼネカのワクチン。
腕が張る感じと、若干のだるさが副反応として出てきました。
2回目の接種は、昨年11月。
(日本大使館のHPより)
(5)ファイザー社製ワクチン以外のワクチンを1回接種済の方
WHO、日本国政府及びベトナム政府は、1回目のワクチンと2回目のワクチンは同じものとすることを推奨しています。しかしながら、ワクチンを巡る状況は厳しく、必要な種類のワクチンの接種を受けられるとは限りません。1回目にファイザー社製のワクチン以外のワクチンの接種を受け、かつ、2回目にファイザー社製のワクチンの接種を希望される方は、事前にクリニックにご相談ください。
なお、ベトナム保健省は、1回目でアストラゼネカ社製ワクチンを接種し、2回目でファイザー社製ワクチンを接種する場合、副反応が少し増加することを指摘しています。2回目でアストラゼネカ社製ワクチンの接種を希望される場合には、大使館HPの以下のページで紹介しているセント・ポール病院に御相談ください。
WHOや日本政府、そしてベトナム政府も推奨している、
2回目のワクチンは1回目と同じアストラゼネカかと思いきや、
接種した後の証明書を見て、
2回目はファイザーのワクチンであったことを知りました。
事前の連絡が無いことに驚いたのでした。
この時は腕の痛み、多少のだるさを副反応として感じ、会社を休もうか悩んだところでした。
そして今回、3回目の接種。
年季の入った、総合病院・・・
敷地内の接種会場は、なんとバトミントンコートでした・・・
さすがに、1回目、2回目の接種内容が登録されているので、
それに見合ったワクチン接種がされるのかと思いきや、
接種証明書を見てみると、モデルナのワクチン。
なんと、1~3回目で全て違うワクチンを接種されてしまいました。
どう言っていいのやら・・・
実態として、自治体によってワクチン在庫状況が異なるため、
その時の在庫を接種するそうです。
事前にワクチンの種類を確認するべきでしたが、
これはもう取り返しはつかず。。。
何も無いことを願うだけです。
そして今回は、強い副反応が
腕の違和感だけだったのが、時間が経つにつれて、
疲れが出て、胃腸の調子も悪くなってきました。
腕の痛み。更に全く上がらなくなり、12時間経過した後は38℃以上の熱が。
土曜日は仕事を休み、日曜日もグッタリ。
この間は、ロシアによるウクライナ侵攻のニュース
ばかり見てしまい、
こんな身体が調子の悪い時に、どこかの国が攻めてきたら。。。
なんてことを想像し、相当に落ち込んだのでした。
昨年の1回目接種の際は、妻の親友の死もあり、
「コロナウイルス、明日感染しているかもしれない、もう他人事で無い。
そして、一人でも多く、接種することで通常の生活へと戻りたい」
接種で、元通りの生活に戻れる。そんな気持ちでした。
しかし、
今のベトナムは、経済優先で、ロックダウンのような措置は無いものの、
毎日記録を更新し、増え続ける新規感染者、職場でも20人感染で自宅隔離、
いつ何時感染してもおかしくなく、
(飲食店はオープンしているけども、感染リスクがあり)
自由に外出も出来ない、自宅と職場を往復するだけの日々、
全く先行きの見えない状況に、心も相当疲弊してきました。
副反応で辛い時に出てきたのは、
【一体誰のため、何のために】
こんなワクチンの接種を行うのだろう?
辛い思いをしなければ、ならないのだろうか?
わがままな気持ちで一杯でした。
でも、
今を生きてること自体が奇跡だし、生きていることに感謝しなければ
この大変な今を、乗り越えることは出来ない。
皆が、日々のあらゆることに感謝し、
謙虚な気持ちがあれば、
自己主張だけで、相手の存在を否定したりすることもなく、
もっと平和なのかな。
今回はとにかく辛かったけど、違う気持ちにもなれた、3回目のワクチン接種だったのでした。