WANT TO と HAVE TO の間にはさまれて

WANT TO と HAVE TO の間にいます

ベトナム勤務5年目

【色々出てくる】職場で、ワーカーがたくさん増えてきて思ったこと

さがみさがなかです。

 

最近のブログは、週1回の投稿で精一杯になり、

 

毎日投稿していた、あの頃はなんだったのだろう?

 

と思うこと、しばしば。 

 

さて、ワタクシですが、

昨年12月からベトナムに赴任し、工場立上げ業務を行ってきました。

 

スタッフ採用、生産設備の導入、会社の規定作り、材料の調達、政府機関への登録、

ワーカー入社、量産、品質管理

 

決して順調とは言えませんが、上に書いたようなプロセスを、

もう一人の駐在員(社長)、スタッフとで、進めてきました。

 

そうして、今週、出来上がった製品をコンテナで出荷致しました。

 

何も終わっていませんが、

 

一つの仕事を終えた気分です。

 

さて工場にて、期間工含めたワーカーが40人程入社し、

彼らを見て個人的に思ったこと、いくつかあります。

 

 

先ずは、若いこと

 

リストを見てみると、生年月日が2000年、2001年とミレニアム世代がやってきました。

ワタクシが高校生の頃に生まれた世代です。いやぁ信じられませんね。

 

昨年は入社してきた新卒社員が、ワタクシと一回り違う年齢であることに

驚いたところでしたが、

 

今年は、なんと、15歳以上も離れて人たちが入社するとは、

社会人になってそれなりの年月が経過したのだと、もろに感じます。

 

同一賃金・同一労働であること

 

そんなフレッシュな世代もいますが、ワタクシと

同世代ももちろんいます。

 

でも皆給料は、一部班長・副班長・品質管理担当以外は、

年齢関係無く、皆一緒。

 

同一労働なのだから、同一賃金であるのは当然なのかもしれません。

 

大多数は結婚、共働きですが、仮に独身であった場合、

年を重ねても、もらえる給料は同じだと、

生活の質も変わらないのでは? なんて思ってしまうのです。

 

スタッフとワーカーの差

 

普段接しているスタッフとワーカーとの給与の差、2倍以上です。

その分、スタッフは高度な物を求められるわけなのですが、これは大きいです。

そして序列もはっきりしています。

ワーカーはスタッフの言われた通りに従います。

ワタクシの会社では、経験豊富な縫製工等の意見も聞いてはいるようですが。

 

インドに駐在していた人の話で、ワーカーと頻繁に接していたら、

スタッフから、「ワーカーと同列の人間」と思われてしまうので、

距離をおくべきと注意されたそうです。

 

日本の物作りは、現場の熟練工の力が強く、そこから物が作られていく。

そんな時代もあったようですが、工員は工員なのですね。

 

コミュニケーション

 

彼らは、英語及び日本語は話せないので、

ワタクシがベトナム語を覚え無い限りは、

スタッフ無しでのコミュニケーションは不可能です。

 

特に挨拶をするわけでもなく、製造現場に出ても

ただ見ることしか出来ません。

 

「うまく出来ているか?」、

「問題は無いか?」、

「枚数はどうか?」

「調子はどうか?」

 

最低限、こんな会話はしてみたい。と、思います。

 

日本から来た駐在員は、現場に全く出てこない。

なんて思われたりしたら嫌なので。。。

 

 

などなど、思ったことを書き連ねてみました。

 

国籍も違う、立場も違う、考え方も違う、

異なることだらけですが、仕事における目的・意思は

同じであると思いたいですね。

 

本日のブログはここまで、失礼します!!

 

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