こんばんは。
さがみさがなかです。
この前の日曜日、所属している地元消防団の訓練及び、小型ポンプの点検で、河原へ行きました。
市内の消防車の殆どが、ハイゼットデッキバンかトラックで、ローレンジの有無で、オフロードで走りに差があることをよく知りました。
その話を。
年一回開催の、所属している地元消防団の訓練及び可搬ポンプの稼働点検であった。
今回の訓練は、基本的な規律を学習するチーム、幹部教養を行うチーム、そしてワタクシが参加した、河原で可搬ポンプの点検を行うチームの3つに分かれる。
所属している部の車両は、2005年式ダイハツハイゼットデッキバン4WDがベースの小型ポンプ積載車。
(部隊の名前は消しています)
市内の消防団は、狭い道、急な山道が多いため、ハイゼットトラックやデッキバンがベースの積載車なのだ。550cc時代の車両もあり、訓練などで集まっているのを見ると、なかなか楽しい。
今回初めての参加となった、ポンプ点検だが、河原にアクセスし、川の水で揚水、放水して、整備業者によるチェックが行われるのだ。
そこまでアクセスするのに砂地を超えることになる。
例年は軽くスタックするものの、大したことなくアクセス出来るようだが、今年は状況が全く違ったとのこと。
恐ろしくふかふかの砂地になっている。
20台以上ある、軽4WD積載車だが、一部を除いてスタック・押すの繰り返しだった。
ワタクシが、ハイゼットデッキバンを運転したのだが、元々重い車体、ポンプをはじめとした重装備で、1.1t位はある。
非力なエンジンで、パートタイム4WDといえども、砂地にパワー負けして、簡単に埋まってしまう。
エンスト、半クラの連続、後ろから3人で押してもらうことで、なんとか河原にアクセス出来たが、相当クラッチに負担を掛けた感じ。
ポンプの点検は直ぐに終わり、河原から戻り始める。相変わらず多数がスタック。
割りかしスムーズにクリアしていたのは、ローレンジの付いたハイゼットトラックだ。
(部隊の名前は消しています)
デッキバンはローレンジがなく、パワーが砂地に取られ、簡単にスタックし、再発進は困難。
後退も非常に厳しい。
皆汗だくになりながら、乗り切った。
他のデッキバンや、ローレンジのないトラックは皆同じような感じだった。
新しく配備された4ATのデッキバンも複数あったが、これの方が楽かもと思う。
まぁ、ATFへの負担もあるが。
今回は数少ない普通車で、最も奥の山間地域に配備されているダットサン4WDがスタックしたハイゼットの牽引に活躍していた。
(部隊の名前は消しています)
ジムニーに乗っていたこともありローレンジの低さは覚えていたが、改めてその威力を体感した。
ジムニーなら楽にクリア出来ていたと思う。
そして、直結4WDとはいえ限度があることも良くわかった。
例年は問題なくアクセス出来たようだが、こういった問題が出た以上、消防団本部でも対策が取られるであろう。
ハイゼットトラックのローレンジは、羨ましいものの、あれは2人乗りで、残り2人は外に乗ることになる。
雨や雪の日の巡回は辛いものがあり、日常ならデッキバンなのであろう。
ジムニー、オフロードバイク、マウンテンバイクと、僅かながらオフロードに触れてきたが、砂地がここまで難しいとは思わなかった。
もっとドライビングテクニックを学びたいと思った今日この頃。
ご覧下さいまして、有難うございました。