おはようございます。
もう2018年も師走です。
この間、NHKラジオ第一放送 Nらじの
コーナーで
最新の疲労の研究
を聴いて感動したさがみさがなかです。
前回のブログで、疲労には
炎症性サイトカインが原因していると
書きました。
そして、最近の研究で、
疲労は測定出来るのだ。
オドロキ!
ウイルスの遺伝子の数を測定するそう。
人に感染するヘルペスウイルスは9種類存在、内HHV6とHHV7の2種類が疲労に反応するそうだ。
※HHV・・・ヒトヘルペスウイルス
臓器が疲労すると疲労因子が出てくる。
それを体内に潜伏ウイルスが感じ取る。
ウイルスも環境が悪くなると、
「まずい、このままでは死んでしまうと」
判断し、外へ逃げようとする。
それが唾液に出てくるそう。
HHV6は1週間くらいの疲れをモニター、HHV7は1ヶ月くらいの疲れをモニターしているそう。
よく研究で発見されたなぁ!!
それぞれのウイルスの数から、疲労を測定することができ、その人に合った解消法を考えて行くのが、今後の進め方だそう。
自分の場合、
しっかり寝ても疲れが取れないということは、脳及び内蔵のバランスがおかしくなっているということ。
こうなると、寝るだけでは疲れが取れないようだ。
相当頑固な疲れと考え、
取ることに専念しないといけない。
じゃあどうしたら。
解消するには
適度な運動による疲れと十分な睡眠
が必要なようだ。
後、趣味を楽しむことも良いみたい。
平日は仕事で遅くまで、
休みは娘たちの子守。
なかなか時間が取れないわなぁ、
アナウンサーやリスナーの質問に以下もあった。
①ビタミンを取ると良いというのは?
ドリンク剤では取れない。
栄養ドリンクと同様、疲労感がだけが取れる。
興奮作用によるプラシーボ効果も含まれているそう。
②食生活のバランスは当然大切?
栄養バランス崩れると、臓器の疲れが発生するので重要。
同じ事を行なっても疲れ方は人によって違うのでは?
仮に測定したウイルスの数値が2倍だから、2倍疲れているとはならない。
ただし、乖離は危ない。
③休みにたくさん寝るのは?
疲労を取るには睡眠が一番だが、疲れているから休日遅くまで寝るのは、リズムを乱し、逆効果となる。
極力、いつも通りの生活をするのが良い。
④温泉に浸かったら疲れが取れるか?
温泉での疲れを取るのは良し悪し。浸かることで、疲労回復因子が増え、先に疲労感が無くなるために、ややこしい。
疲れが取れることもあるが、それをエスカレートさせて熱い温泉に浸かったりすると別の疲労の元が増えるそう。
その人にふさわしい入浴法を調べるべきなのだと。
⑤楽観的に考えると、疲労は感じないのか?
精神的な疲労感を避けることは出来るかも。ただし、その人の置かれている環境下によって大きく異なるので、断言は出来ない。
⑥気合を入れたりするのは?
逆に疲れを取ってやろうと、敢えて負荷の高いことを行うと、疲労感は無くなっても、臓器は疲れたままの可能性が高い。
例えば、
冷たい水を頭から被って元気になろうとか、
ストレス発散に週末にいきなりランニングとか。
疲労感を吹っ飛ばす行為になる可能性はあるが、感覚的に過ぎないようだ。
まとめると、
疲労感と疲労は別で考える必要があり、
身体のリズム、バランスが重要であることを実感。
ランニングは好きで週末に
走っているが、
時々気合を入れようと、坂道ダッシュをしているが、翌朝は疲労感で一杯である。
まぁ心肺機能を高めるトレーニングなのだが。
ごくたまに行くスーパー銭湯でも、
元を取ろうとサウナや水風呂に
浸かったりしているが、
あれも終わったら疲労感だらけである。
疲れを取るために運動したりしているのに、これでは意味が無い。
自分の状態を考慮の上で、身体を動かそうと思う。
仕事出来なくなったら、家族まで巻き込んでしまうからな。
後、近藤教授のお話で、
疲労計なるものの研究開発が進んでいるらしい。
ここまで読んで下さいまして有難うございました。