WANT TO と HAVE TO の間にはさまれて

WANT TO と HAVE TO の間にいます

ベトナム勤務5年目

【不安・・・】 ベトナムにも COVID-19が再びやってきた

先週末、中部の観光地ダナンにて、2名の感染者が発生しました。

これ、3ヶ月ぶりです。

 

(海外からの入国者の感染は続いておりますが、しっかり隔離されているので、市中感染とは別)

 

 

現在夏休みのベトナム、海外旅行が出来ないために、

今年はダナンへ海水浴に行くケースが非常に多いそう。

というわけで、ハノイホーチミンからもたくさんの人が

ダナンを訪れております。

 

たくさんの人が、ワタクシの住む、ハノイ市に戻ってきたら・・・

なんて思った束の間、近所で感染者が発生しました。

ダナンでの市中感染に関連していたそう。

 

それが、水曜日。

そして、木曜日 なんとダナン周辺で50人もの感染者が。

本日、金曜日、初の死者が出ました。(病気の方だったそうですが)

 

実質的にダナン市を封鎖して、訪問した者を追跡、医療申告、自主隔離の要請と

政府も対策に乗り出しています。

 

外を見ても、急にマスクをする人が増えました。

 

世界的にも対策に成功していたベトナム、暗転です。

 

対策が早かったこと、平均年齢が若いこと、共産主義であり速攻で法律が成立する

なんかも理由に挙げられていましたが、

今度はどうでしょう。

 

先行きが気になるところですが、何よりも自己防衛。

 

基本中の基本、

 

マスク・手洗い・人の集まるところを避ける の徹底ですね。

 

では、失礼します。

【うれしい】18年ぶりに・・・

さがみさがなかです。

 

2019年の年始めになりますが、

子供と近所の公園で遊んだ時に、

何気なく「うんてい」にぶら下がってみました。

その公園には、短いけど高さのあるうんていがありました。

 

 

(冬なので) 鉄棒がめっちゃ冷たい、

手が痛い、

しんどい、

 

こんなの無理・・・

 

ということで、早々のリタイアです。

 

その時ふと、陸上部に所属していた高校生の頃は

懸垂しながら逆上がりが出来ていたことを思い出しました。

(連続6回が最高だったと記憶)

 

この公園の「うんてい」がクリア出来るようになれば、

あの時のように懸垂逆上がりが、いつか1回くらいは出来るかな?

 

なんて思い始め、

 

それ以来、

 

会社からの帰り道に公園へ立ち寄り、

うんてい、懸垂をほぼ毎日やってきました。

(夜の公園でスーツ着たまま、やっていたのだから、今思えば怪しいですね ww)

 

最初は冷たい鉄棒に耐えながら、2、3回程度の懸垂でフラフラに・・・

夏になったら、汗で滑るし、手にできた豆が痛いということで

筋トレ用グローブを購入。

 

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走るのは好きだけど、筋トレは嫌いだったワタクシ、まさか

グローブを買うとは思いもしませんでした。

 

気がつけば、懸垂が10回位は出来るようになっていたのが、去年の秋。

 

残念だったのは、中学校や高校にはあった、高い鉄棒が

自宅近くの公園には全くなくて、懸垂逆上がりに挑戦することは出来ませんでした。

 

そして、ベトナムへ赴任。

 

ベトナムには、子供の鉄棒しか無いだろうし、懸垂は継続したいなと思い、

通販でチンニングマシーンを購入、それを船便で送りました。

 

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さらに懸垂に力を入れてきました。

 

だんだん筋トレが好きになっていきました。

 

sagamisaganaka.hatenablog.jp

 

 

先週、ジョギングをしていたら、

ベトナムには無いのかと思っていた鉄棒が、近所にありました。 

 

しかも、懸垂逆上がりをやるためと言わんばかりの、

高い鉄棒ではありませんか。

 

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ということで、少し自信が付きつつある今、1回位は出来るかな?

 

ぶらさがる

懸垂を行う

下半身を鉄棒より上に、持ち上げる

逆上がりをする、

ゆっくり下ろす

 

軽々と1回出来ました。

2回目は出来るか? 普通に出来た。

では3回目、下半身が上がらない、少し反動をつけて、なんとか出来た。

 

4回目は無理でした。

 

ということで、

 

最後に懸垂逆上がりをやったのは、

確か高校3年生の時だから

18年ぶりということになります。

連続6回位だったので、その半分まで追いつきました。

 

地道に練習して、出来るようになり嬉しい、

そして筋トレは楽しい、

 

って思ったのと同時に

 

体力の衰えを、激しく痛感致しました。

 

10代のあの頃も走るのは好きだったけど、筋トレは嫌いでした。

大した筋トレもせずに、懸垂逆上がりが普通に出来ていたのは、

体力・筋力も成長中の若い時期だったからなのでしょう。

 

挑戦から、1年半も掛かってしまいましたが、

目標を達成しました。

次は、18年前の記録を超えるべく、連続10回を目指して

筋トレ継続です。

 

久しぶりにやれば出来る。

ということを、実感しました。

 

同じように、

 

ブログも目標を立てて、記事作成、投稿、中身を磨いて

いきたいと思ったのでした。。。

 

さて、どんな目標を立てようか??

 

というところで、

 

お読み頂き有難うございました!!

それでは、失礼しまーす!!

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【目線が気になる】会社の旅行

先週末に会社の有志の旅行があり、

ハノイら約200kmほど南下した、

タインホア省にある、Sam Son Beach (サムソンビーチ)  という、

砂浜のある観光地に行ってきました。

 

ベトナムは7月は社員旅行のシーズンだそうで、

自分の会社は、まだ設立されたばかりであること、

社内ではコロナウイルスの自粛ムードもあり、スタッフたちが

有志の旅行を計画しました。

 

会社のスタッフと、その家族たちで総勢25名。

 

今回日本人は自分一人だけ、

みんな家族連れ、

 

正直、気が進まなかったけど、

せっかく誘って頂いたので、

参加することにしました。

 

この貸切のマイクロバスに乗って出発です。

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(現代自動車のバスですが、トヨタや三菱、日産のマイクロバスにそっくりと思うのは私だけでしょうか?)

 

道中2歳~9歳の子供が11人、なかなかにぎやかです。

と言いつつも、殆ど寝ていて気が付けば、海に到着です。 

 

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このサムソンビーチ、日本のガイドブックにも余り載っていません。

 

どちらかというと、ローカル向けのようです。

 

ベトナムの小学校は夏休みになったようで、物凄い数の子供連れです。

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あまり綺麗ではない海の色。

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ホテルは2つ星くらい?

水回りが汚く、客室は髪の毛があちこちに。。。

 

みな、家族水入らずで楽しんでいるので、ワタクシは一人

ビーチを散歩し、ぼぉーっと海と、海水浴を楽しんでいる人たちを眺めるのでした。

 

 

コロナウイルスのせいで、家族のベトナム入りがいつになるのかわからない中、

少し寂しく、本当なら娘たちを連れてきてあげているはずなのに。と思うと

残念であります。

 

今回の旅行で印象に残ったこと、

 

それは

 

食事の際、男性陣は酒を飲み、楽しんでいる一方

女性は酒を飲まず、子供の面倒をひたすら見ているということ。

 

ワタクシは、もちろん酒を飲んでいましたが。

 

これが、ベトナムでは一般的なようです。

どこのレストランでも、ホテルの宴会場でも、同じ光景が見られました。

 

当然、子供は早々に食べ終わり、退屈し、騒ぐ。

奥様方は、子供に食べさせた後は、初対面同士もあり、あまり話している様子もない。

 

早く終わらないかな。といった顔で、酒を飲んで談笑している、

こちらの様子を見ています。

 

夕食は当然ながら、2回の昼食もこのような感じでした。

 

夕食の後は、カラオケ。これも子供も奥さんもやって来て、

男性陣が歌っている様子を見て、ひたすら待っていました。

「早く終われよ」といったオーラも感じまして

 

怖くて直視出来ません (><)  。。。

 

ということで、この国ではやはり

「男性の方が偉い」というのを強く感じました。

 

夫婦の関係は、「俺とお前」だそうです。

年上であろうとも、夫からしたら妻は、Em (エム=年下を示す言葉)

からしたら、年下夫でも、Ahn (アイン=年上を示す言葉) 

で成り立っているようです。

 

と言いつつも、

男性陣は皆、奥さんに対して、

一度もお前呼ばわりをしたことは、無い!

皆で同意しあっていました。

 

と考えますと、時代は変わっているのかもしれません。

 

元来、ベトナム女性は強いことで、有名ですので、

食事の際 (位) は、男性陣に自由時間を与えていただけなのかもしれません。

 

これを見ていたら、ワタクシは一人で良かったと思いました。

 

ワタクシの奥さんが来ていたら、言葉も通じない場所ですし、

酒にだらしのないワタクシ(!)を見て、後で不満がいっぱい出てきそうで。。。

 

そして、もう一つ思ったのは、日本で社員旅行が減った理由に、

奥様方の不満があったのかもしれないということ。

 

社員旅行は、休みの日まで上司に会いたくない、なんていう理由が

主だと思っていました。

 

家族で参加しても、夫は酒を飲んでいる、妻は子供の面倒を見つつ

初対面の人と話さないといけない。それがおっくうだ、なんて。

 

 

とまぁ、旅行のことよりも

奥様方のこちらを見ている目が、

一番印象に残ったのでした。

 

ということで、失礼しまーす!!

 

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【いつからこうなった?】 PC、スマホで食べることに集中出来ない?

 

 

ワタクシごとですが、

 

一人で食事をする時

パソコンを見ながら、

スマートフォンを見ながら、

という習慣が長年続いていました。

 

晩酌ならまだしも、一人なら朝食や昼食

でも自然とスマートフォンが隣にあったりします。

 

内心、「良くないよな」 とは思っているものの、こびりついた習慣、

簡単にはやめられません。

 

何気に気になっていたので、、

やめられないかを考えました。

 

ということで、

今週火曜日からの朝食で、

パソコン、スマートフォンを見ないで、食べることに集中するということをやってみました。

 

朝食なら、短い時間だし、訓練には良いかな。という理由です。

 

メニューの主食は、パンだったり、うどん、シリアルだったり、まちまちです。

 

さて、

 

いざ、食べることだけに集中すると、

 

手持ち無沙汰感が

半端なく出てきます。

 

何か物足りない感じ。

 

ここで

パソコン、スマートフォンを見てしまうと、意味がないので、とにかく耐える。

 

なんか苦しい、

25mプールを泳いでいるみたいだ、

 

そして、食べ終わった。

 

はぁ、苦しい。

パソコンやスマートフォンを見ないで、食事するだけで、こんなに厳しいなんて。

 

と、驚き、内心ショックを受けました。

 

翌、水曜日も、パソコン、スマートフォン無しで、なんとか食事を終えましたが

、結構きつかったです。

 

そして本日、

気が付けばパソコンを見ながら食事していることに。。。

 

3日も持たないなんて。

事態の重さを感じました。

 

ベトナムに駐在してから約7ヶ月、

どのくらいパソコンとスマートフォンに時間を取られているのか、考えてみました。

 

出勤日で、

朝食に掛ける時間を15分とし、

出勤日数22日、7か月

 

15分 x 22日 x 7か月 = 2,310分

 

約38.5時間

 

この習慣を1年続けると、

 

x 12か月 = 3,960分 約66時間

 

1年間で、3日間近く、パソコン、スマートフォンに時間を取られていることになります。

 

3日間近くとはいえ、

 

実際は、ニュースや調べ物、動画(役に立つ内容) 、あるいは仕事しながらなのだから、別にいいかな。

 

とも思っていました。

 

しかし、その一方で

 

食べ物への感謝が出来ているのか?

調べ物も、仕事でもきちんと頭に入っているのか?

 

と言われてしまうと、答えに窮します。

 

ということで、

 

結論から言いますと、

 

二兎を追う者は一兎をも得ず、

喫茶喫飯、

 

というような言葉があるように、

 

食べる時は食べることに集中する、

調べ物をする時は、調べ物に集中し、

 

ダラダラと中途半端な、

行動を取っていると、

先の人生にも、なんらかの悪影響を及ぼすのかなと、考えました。

 

 

なんともまとまりのない

終わりになりましたが、

 

食事の時は、食べ物に感謝して、

その時間を楽しもう。

 

と思うことに決めたのでした。

 

ということで、失礼しまーす。

 

 

 

【ショック】 愛車にダメージが

さがみさがなかです。

 

仕事が繁忙期に入り、

日曜日はダラダラしてしまうことが増えてきました。

 

充実した日々にしたいと思っても、高温多湿に、取れない疲れ、脱力感、

一人で暮らしていると、際限なくだらけてしまうことが判りました。

 

そんな中ですが、終日ひきこもることが無いように、夕方は自転車に乗って

片道7km弱のイオンモールへ買い物に行っていました。

 

本日も同じように、夕方の買い物へ行こうと

1週間ぶりに対面した愛車を見て、

 

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・・・・

 

ミラーが無くなっている?!

 

盗られた!?

 

よく見るとハンドルも曲がっている。

 

最後に乗ったのは、ちょうど1週間前の日曜日夜、買い物から戻った後、

停める場所が無くて、無理矢理、狭いスペースに停めたのでした。

 

隣は見慣れない、汚い電動スクーター

 

警備員もいるから、安心だと思っていたら

まさかの、パーツ行方不明に、ハンドルは曲がってしまう

というアクシデント。

 

恐らく、誰かが倒して、ミラーも外れて、

ハンドルも曲がってしまったのかと思われます。

 

ミラーはどこかにいってしまい、清掃員にゴミとして捨てられたのか。

あるいは盗ったのか。

 

ハンドルは、工具を使って元通りに出来るけど、

1,000円で購入、日本から取り寄せた

キャットアイのミラー、重宝していたのでショックです。。。

 

ベトナムで、自転車はともかく、ミラーの付いていないバイクが多いです。

付いていても、片側だけというのがほとんどです。

(大きいバイクは付いていることが多い)

 

ライダー(ドライバーもそうですが) はクラクションを鳴らして、

自分の存在を伝えながら走るのが多いこと、

さらにライダーは、排気音や感覚で、他車が接近していることを感じながら走り回っています。

 

自転車は、バイクほどスピードが出ないし、抜かされるのみ。

後ろからクラクションを鳴らされて抜かされるのですが、

後ろから接近していることが事前に分かれば、

右によって道を譲ることも出来るし、何より心の準備も出来る。

 

事故防止という意味でも、ミラーはとても大事なのでした。

 

それが、まさか3ヶ月少々で無くなってしまうとは。

 

なんとも残念なことです。

 

さて、今度はどんなミラーを買おうか、、無駄な出費になるなぁ、、、

 

と悩んだ日曜日なのでした。

 

では、失礼します!

 

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【微妙!?】半年以上振りのカップ焼きそばのお味は?

昨日は、ハノイ市内で仕事があり、

その後、2ヶ月ぶりに日系スーパーへ。

 

そこで目を引いたのが、

 

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日清焼きそばUFO大盛

 

98,000VND (日本円で約490円)

 

た、高い

 

でも、

 

あのソース味が無性に食べたくなりました。

 

前に食べたのはいつだろう?

8ヶ月近く前かな。全く覚えていません。

 

ベトナムのレストランで食べる

フォー3杯分の値段がするけど、

 

「まぁ、たまにだし、いいか」

っていうことで、お買い上げ~

 

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さて、

とっても久々のUFO大盛のお味は??

 

あの、美味しいソースは?

ストレートな麺は?

 

いただきま〜す

 

ん?

 

おお、

こ、濃い、

めちゃくちゃ味が濃い

 

こんなに味が濃かったっけ??

 

なんだか食べにくい。

 

久々に食べるから、感動があるのかと

 

思いきや、全然無い。

 

なぜ??

あの濃いソース味に、感動する予定であったのに。 

 

なんとか食べ切りましたが、

「ちょっと重たい」 感じでした。

 

味に違和感を感じた理由、

考えてみました。

 

結局のところ、

 

こちらの食事は全体的に薄味で、

その味に慣れてしまったということ。

 

という結論に至りました。

 

ということで、

 

半年以上日本から離れると、味覚が変わってしまう。

 

 

というお話でした。

 

 

ちなみに昨年秋、ベトナムへ出張した際に、

カップの Mi xào (ベトナム語の焼きそば) を食べましたが、

味の薄さ、物足りなさを感じたのを思い出しました。

 

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今なら、

これがちょうど良いのかもしれませんね。

 

では失礼しまーす。

 

【甘く見てはいけない】天馬ベトナムの贈賄問題から思うこと

5月11日にこんなニュースが出てきて、

こちらベトナムではなかなか強烈なニュースとなり、

話題となりました。

 

ベトナム公務員に2500万円提供 「天馬」現地子会社

東証1部上場のプラスチック製造「天馬」(東京)のベトナム子会社「天馬ベトナム」が2017年と19年、現地の公務員に計約2500万円相当の現金を渡したとして、天馬本社が東京地検に自主申告したことが11日、関係者の話で分かった。現金提供は追徴税の減額を求める狙いがあり、外国公務員への贈賄を禁じた不正競争防止法に抵触する可能性がある。同社が設置した第三者委員会が調査していた。

この子会社が17年6月、現地の税関局による調査を受けた。調査チームは金型の輸入販売が付加価値税の支払い対象になるとして、17億9千万円相当の追徴金の支払いが必要になると指摘され、税関局職員に調整金として現金を支払うことで、追徴金を減額しようと計画。本社の経営企画部長や社長もこの方針を了承し、同月末に調査チームのリーダー側に1千万円相当の現金を提供した。この結果、調査による指摘事項はなくなった。19年8月には、税務局が子会社の法人税を調査。8900万円の追徴課税が発生する見込みと指摘し、調査チームのリーダーが子会社側に現金の提供を求めたという。子会社は天馬の経営企画部長の了承を経て、リーダー側に1500万円相当の現金を提供した。追徴課税額は最終的に約260万円相当に減ったという。

(日経新聞の記事より抜粋)

 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58928230R10C20A5CE0000/

 

この問題に対して、思ったことを書いてみます。

 

1,裏金の問題

ベトナムは、Under Table Money (別名=袖の下) と呼ばれる、公務員への裏金(賄賂)が

蔓延しており、仕事をする上での潤滑油となっています。

 

ワタクシが半年の滞在の中で、物の輸入、工場の審査、

税関や消防署等、お役所を相手にする際の、スムーズな手続きを進めるためにも

良くは無いけど (裏金を)準備した方が良いと言われてきました。

 

これの一番やっかいなのは、領収証が出ないということです。

もちろん出ないということは、経費に出来ず、

法人税として支払う税金が増えてしまいます。

そして、スムーズな取引のため、とは言え、やはり贈賄

良くない行為ではあります。

 

赴任してから、裏金への対策はどのようにするべきなのか、考えてきました。

 

領収証の出る物品(お酒、商品券等)を渡す方がマシと考えましたが、

人によって反応が異なり、現金主義の国らしく、お金を渡すのが最も良いようです。

 

この悪しき習慣には、たくさんの理由がありますが、

・公務員の給料は少ないため、裏金無しでは成り立たないと言われていること、

・海外からの投資を増やすために、税金面での優遇を受けている企業であれば、

もっとお金を払うべきといった、考えがあるとも言われています。

 

2,追徴課税を受けること

 

投資ライセンスの理解が出来ていない部分があった、

税制ルールの理解が出来ていない部分があった、

厳しい税務調査があることを理解していない、

 

こういったことの積み重ねによって、

天馬ベトナムは巨額の追徴課税を指摘された。

ように思いました。

 

ワタクシも仕事をしている中で、

税制ルールをしっかり理解しているか?

と言われると、かなり微妙で、説明してと言われると、

しっかり説明するのが難しいです。

 

難しく、複雑で、、、

 

一番やっかいなのは、それぞれの解釈によって捉え方が異なる場合があること。

コンサル会社や他の会社の意見も聞いてみると、それぞれ微妙に違うことに

悩んだりもしています。

 

とはいえ、天馬ベトナムの事例を見ると、

絶対に甘く見てはいけないのだと思います。

 

3,「会社のため」を思い、巨額の賄賂を渡す

 

もし、ワタクシが天馬ベトナムにいて、

この巨額の追徴課税を指摘され、調整金を支払って減額できるのであれば、

同じように、調整金を支払う方向で動いてしまうと思います。

 

「会社のため」を思い、そして「サラリーマン」である自分の保身

コンプライアンスより会社の損失を抑えることが最重要と認識してしまうためです。

 

三者委員会の報告書を読みましたが、「会社のため」を思っての

誤った行動が原因の一つであると記載されていました。

 

ワタクシの話ですと、天馬ベトナムとは逆パターンですが

 

日本からの出張者の所得税の支払で、

もう少し減額する措置、支払回避の対策は取れないか?

よその会社は払っていないのに、本当に支払う必要があるのか?

中国ではそんなことはなかった、等々

 

さまざまな声が本社より上がってきます。

 

ベトナムの事情はこうです。

 

と説明しながらも、曖昧な点も多くて、

何が正しいのかが分からず不安にもなっています。

 

ましてや、この不況の中、「会社のため」= 費用を掛けない と思った行動を取り

この、出張者の所得税を申告せずに、数年間放置したら、、、

税務調査で、遡及支払、罰金と追徴課税を指摘され、

減額のために賄賂支払にも繋がる。

と、考えると恐ろしい。。。

 

自分の中の前提として、

「会社のため」ではなく、「ルールとコンプライアンス」にも

しっかり重きを置いて仕事を行うべきなのだと感じたのでした。

 

なお、第三者委員会の報告書は、

聞き取り調査で賄賂を渡すシーンや、創業家と社長の社内抗争等、

色々書かれていて、池井戸作品にでもなりそうな内容もありました。

 

4,最後に

 

 こういった

ベトナムへ進出している会社の不正事例を見ますと、

 

・決して対岸の火事とは思ってはいけない、

・明日は我が身 自分の会社でも数年後にあり得る、

・天馬ベトナムで焦点となった税制ルール、投資ルールの理解、

・複数からの情報収集、

 ・「会社のため」精神は大事であるが、それだけで済む問題ではない

  世界があることの認識

 

などなど、

 

とにかく、「甘く見てはいけない」 ことを強く認識したのでした。

 

ワタクシの備忘録も兼ねて、記事にまとめました。

ここまで、お付き合い下さいまして、有難うございました。

それでは失礼しまーす!

 

 

この贈賄問題のその後ですが、、、

 

事態を重く見た、ベトナム側でも調査が進んでいます。

 

プラ製品の天馬の贈賄疑惑、ズン財政相が調査団設置

2020/05/27 12:40 JST配信

 https://www.viet-jo.com/news/social/200527080516.html

天馬ベトナムの贈賄疑惑、税務・税関職員11人を停職処分

天馬ベトナムの贈賄疑惑、公安省が日本側に情報提供を要請

天馬ベトナムの贈賄疑惑、停職の税務・税関職員全員が職場復帰

  

 真相はどうなるのか。

 

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【怖かった】暴風雨と雷

さがみさがなかです。

 

久しぶりに本日投稿しようと、

記事を完成した矢先に

まさかのアクシデントに遭遇し、

急遽、新しい記事を作りました。

 

本日はいつもより20分早く帰宅でき、

のんびりとジョギングでもしようと考えていました。

 

家の前に着いて、車から降りた時、

遠くの空が光っていました。

おそらく雷か?

 

外を走りたかったけど、

ダメならジムに行こう。

 

という事で、一旦帰宅。

すると、今まで経験したことのない激しい風が吹いて、あちこちから隙間風が入ってきました。

 

その風の音もびっくりするくらいの大きさでした。

 

取り敢えず、マンション2Fにあるジムに行って、

ランニングマシンが空いていたらジムで、ダメなら雨を覚悟で外を走ろうと考えていました。

 

ラッキーなことに、ジムはガラガラでランニングマシンを使い始めました。

 

始めて2分後くらいでしょうか、外は雨が降ってきました。

 

その雨の振り方が半端なく、

台風並みの、猛烈な横殴りの雨でした。

雨が強過ぎて、窓の外が全然見えません。

 

外行かなくて良かったー。

ラッキー!

そう思いました。

 

降り出して3分位でしょうか?

 

バシャーン!!

 

??

 

突然部屋が暗くなり、

ランニングマシンも停止しました。

 

ん?

停電?

 

と、思った瞬間に

 

ドサッ

 

後ろを見ると、天井が落ちて、

粉が舞っています。

 

これはヤバイ!

 

命の危機を感じて、

ジムから外に出ました。

 

他に4人程いましたが、全員ジムの外へ避難です。

 

ジムの外の廊下や多目的スペース、エレベーターホールは、停電こそしていませんでしたが、天井に取り付けられた棒状のLED照明が下に落ちたり、垂れ下がったりしています。

 

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マジで怖いな〜と思いながら、

家に帰りました。

いつの間にか、

あの恐ろしい暴風雨は小雨になっていました。

 

家に帰ると、なんと、

 

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各部屋の窓周りに巨大な水たまりが出来ていました。

 

どうやら横殴りすぎて、

隙間からたくさん雨が入ってきたようです。

 

タオルを総動員させて、なんとか処理出来ました。

 

ジムで怖い思いをしたものの、

何か物足りず

 

雨も止んだことだし、

少し外へ出て散歩に出ました。

 

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なんと、木がたくさん折れていました。

 

木だけでなく、看板もあちこちで壊れていました。

 

わずか3分くらいの出来事でしたが、

自然の恐ろしさを感じました。

 

しかしなぜ、

 

照明が壊れ?

天井が落ちてきたのか?

 

おそらく雷サージにより、

過電流が流れたのか?

しかしなぜ、天井まで落ちるのか?

 

謎である。

 

そして今は、

何事も無かったように星が出ています

 

怖かった、早く寝よ。

それでは、失礼しまーす。

 

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【困った】 「おひとりさま」での夜の外食が苦手なことについて

こんばんは。

さがみさがなかです。

 

突然ですが、

 

ワタクシ、ずっと前から「おひとりさま」での外食 (夜) が苦手でした。

 

その理由は未だに分からないのですが、

「何か、落ち着かない感じ」になるのです。

 

もちろん、日本で働いていた頃、外で食べることはありましたが、

 

昼食がほとんどで、

安く、早く済ませられる、牛丼や立ち食いそばみたいなものばかりでした。

 

昼食も途中からは、家から弁当を持ってきて、外食は大幅に減少しました。

 

東京で一人暮らしの頃、夕食は100%自炊でした。

一人で飲みにいったことはありませんでした。

家で夕食を作って、または買ってきて、合わせてお酒を飲むのです。

 

その後結婚、一人で飲みに行くことはありませんでした。

泊まりの出張に行っても、コンビニやスーパーで買ってホテルで飲み食いしかありません。

 

一人で行くことを意識するようになってきたのは、30歳を過ぎてからです。

 

一人で飲みにも行けないのは、

 

何か恥ずかしい、

色々な経験を積みたい、

行きつけの店を持ちたい

 

と、思うようになり、

泊まりの出張の時に、少しだけ行きました。

 

でも、

コンビニやスーパーで食べ物とお酒を買って、

ホテルの部屋で飲んでいる方が気楽だし、

何よりも安いから、

 

結局行かないままでした。

 

大阪勤務となり、

帰り道には立ち飲みが多く、値段が安いことから、

徐々に一人で行くようになりました。

 

といっても、月に1回あるかないかのレベルです。

 

誰かとなら、喜んでいくのに、一人だと、

 

なぜか、ためらってしまうのです。30分位悩んでしまいます。

 

それでも定期的に通い、ちょっとした行きつけのお店も出来ました。

 

 

さて、ベトナムにやってきましたが、

 

半年の間で、一人で夕食を外で食べたのは、たった1回。

 

それ以外はほぼ、自炊をしてきました。

 

ふと思ったのが、せっかく海外に滞在しているのに、

 

 

このままでは、ネタの乏しい人間になってしまう

30代半ばにもかかわらず、一人で外で飲むことも出来ないのははずかしい、

駐在している以上、出張者や客が来た際の、格好がつかない、

家族が来たときにも、案内出来るようにしたい、

もっと言葉で苦労して、メンタルを鍛えたい

 

こんな感じで、危機を感じつつ、なんとかせねばとなりました。

 

そして、ベトナムで「おひとりさま」で食べ飲みが出来たら、

日本なんて楽勝だろう。という考えもありました。

 

ということで、勇気を出して

先週金曜日に、会社のスタッフが美味しいというベトナム料理の店へ行ってきました。

ただし、帰宅後にトレーニングをしたかったので、お酒は飲みませんでした。

 

相変わらず、落ち着かない感じがするものの、

「これは慣れるしか無い」 ということで、回数をこなしていくことにします。

 

結構真剣な悩みで、これを克服するためにも、

一人で外食 (夜) を行った時はブログ投稿を行い、自信をつけていきたいと思います。

 

お読み頂き、有難うございました。

では、失礼しまーす。

 

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【爽快感】高温多湿と、雨の日のライダーは

ベトナムは夏になりました。

 

セミの鳴き声があちらこちらからも、

聴こえてきます。

 

高い日の気温は39度、日本なら熊谷、館林、多治見辺りが暑いとニュースになります。その辺りに近い気温です。

 

ただし、こちらは高温多湿のため、湿度が60%、高い日は80%を超えます。

この湿度は、身体にまとわりつくような感じで、マスク着用も相まって息苦しささえ感じます。

 

そして、朝方や夜遅くに降る強い雨

日本とは違う場所にいる事を感じます。

 

本日は、夕立の後も、

断続的に雨が降り続いています。

 

先程、雷雨が始まったので、稲妻撮影を狙って、ベランダへ出てみました。

 

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一瞬で周りが明るくなる。

 

恐ろしくも、神秘的にさえ感じる光景です。

 

残念ながら、稲妻の撮影は出来ませんでした。

 

 

で、本日の帰り道の車で、

激しい夕立に遭遇しました。

時間は18時半位で、ちょうど帰宅時間帯。

 

歩行者全てがライダーになって、

バイクに乗っているような感じとも言えるくらいの、

相変わらずのバイク混みです。

 

写真はありませんが、

暑い夏、みな涼しげな格好でバイクに乗っています。

 

ちょうど雷が鳴り、雨が降ってきました。

 

こういう時、

ベトナムのライダーたちはどのように対応するのか

と思いながら、車の中から見ていると、

 

スピードを上げて急ぐライダー

止まってレインコートを着るライダー

雨宿りをするライダー

 

みなそれぞれでした。

 

一つ言えることは、

バイクの収納スペースに、レインコートを常備していること。

 

そのデザインも多彩です。

バイクまで覆う、大型のものから、ポリ袋で作ったと思われる、廉価なものまで。

 

横なぐりの雨に、巨大な水たまり、

悪条件の中でも、スムーズにバイクを運転していました。

50ccは免許不要で、

高校生からバイクに乗る彼ら、

さすがです。

 

激しい雨でも、おなじみの、

すり抜け、逆走、歩道ショートカット、

信号無視も見られました。

 

しかし、下水があふれていることも考えられる水溜りに、停車でやむを得ないけど、サンダルで足を着けるのは、ちょっとキツいですねぇ。。。

 

 

さて、連日の蒸し暑い夏に

疲れ気味のワタクシ、

 

ライダーと同じように、

雨をかぶりたくなってきました。

 

少々頭がおかしくなったか、

会社の車を降りた後は、

降り続く雨の中、傘をささずに、10分程家の周りを歩きました。

 

気温が高いので、寒いことはなく、

ひんやりした雨と、生ぬるい風が

とても気持ちよく、

爽快感すら感じました。

 

夏限定だけど、

敢えて雨の中をランニングするのも

良いかも。

 

と思ってしまうほど、なんかスッキリとした水曜日夜でした。

 

それでは、失礼しまーす。